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捨てられた土地が黄金鄕に〜NAPAの黒人ワインメーカーのファミリーストーリー〜自給自足カレッジ114

昨年は、ワクチンを打ってなかったのでアメリカ入国が出来ずに、アメリカ西海岸のワイン産地ナパバレーに行けませんでしたが、今年は入国も自由になり、前回このノートに書いたように行く事が出来ました。

過去に買ったワインのストックも少なくなり、特に写真にあるBrown Estateのワインは絶品なので、買っても買ってもすぐに飲み会等で消費してしまうので、家の在庫もカラになっていたので、このタイミングで行けて大変良かったと思っています。

ホワイトハウスからの感謝状

Brown Estateのワインは、知る人ぞ知るナパバレーのブランドとして確固たる地位を築いており、上記の写真のホワイトハウスからの感謝状にあるように、オバマ大統領夫妻の主催するホワイトハウスでのパーティでも振舞われているようなレベルのワインになります。

Brown Estate

Brown Estateの歴史は、1980年に稀代のワインメーカーブラウン氏(上記の上の写真右端の男性)のご両親が、ナパバレーの東の岡に打ち捨てられていた耕作放棄地を買った事から始まります。

ブラウン氏の御両親は苦労して荒れ果てた農地を耕し直して、ワイン用の葡萄の木を植えて、15年以上の間ぶどう農家としてナパバレーのワイン醸造メーカーに葡萄を売っていました。

2016年に訪問時のBrownEstateでのBrown氏(左側)

1996年に上記写真のブラウン氏が自分のブランドでワインを作る事を初めて、2000年に3種類のワインを初出荷しています。

2016年訪問時のBrown Estate

それ以降、口コミでそのワインのクオリティの高さが評判になり、ホワイトハウスの目にも止まるまでに成長し、2017年にはナパバレーのダウンタウンの一等地にテイスティング•ルームを開いています。

そのテイスティング•ルームが開かれた最初の年から毎年のように私も訪れて、ワインを買わせてもらっており、今年も例年同様マグナム含めて沢山仕入れてきました。

Brown Tasting roomで説明を受ける友人たち
テイスティング風景
テイスティングの風景2

今回も、テイスティング•ルームで白、ロゼ、赤等々10種類以上のワインのテイスティングをさせてもらって、それぞれ3本づつと、マグナム2種類を3本ずつオーダーして帰ってきました。

冬の間に送ってもらうように頼んだので、この冬には、何箱ものナパバレーのワインが家の中に積み上がりそうです。

BrownEstateの中でも、様々なサイトに別れて畑事にブランド化

ブラウンファミリーのサクセスストーリーは、捨てられていた農地の再生からスタートしています。

自給自足カレッジのある三重県多気町のVISONも捨てられていたゴルフ場予定地からのスタートです。

日本には5000もの限界集落があり、耕作放棄地は毎年増え続けています。

自給自足カレッジでは、これらの耕作放棄地を宝の山だとの認識の元、多くの卒業生がクォーターファーマー(一日2時間の農作業で食料自給8割を確保し、残りの時間は好きな事をして生活を賄う)として、各地にコミュニティを作っていくことをビジョンとして掲げています。

自給自足カレッジの実習風景

自立した個人が、ゆったりとした繋がりの中で、暖かいコミュニティを作っていく。

自給自足カレッジの活動が、こういうコミュニティが今後日本にも沢山生まれる事の一助になればと思っています。

自給自足カレッジの魅力は、講義や実習の内容にもありますが、受講生やスタッフ、講師からなるコミュニティの魅力に惹かれて受講する人も多いです。

是非一度、無料体験会にお越しください。

7月以降でも、第一第三週の週末(土曜日曜)に開催されています。

次回以降では、

7月・・・ 1日(土)・2日(日)・15日(土)・16日(日)
8月・・・ 5日(土)・6日(日)・19日(土)・20日(日)

今まで経験した事のない新たな経験や発見があるものと思います。

下記は、自給自足カレッジの紹介ビデオです。
見ていると気持ちが何となく穏やかになるので見てみてください。

YouTube動画(3分)

https://www.youtube.com/watch?v=N66HzZV7Td0

体験会等について詳しくは、下記のホームページをご覧ください。

https://self-sufficient-life.jp

自給自足カレッジ
小柴正浩

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