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自給自足カレッジ14

先日、「自然と調和した生き方12回講座  〜自然栽培から学ぶ〜」という題で、河名 秀郎さん(自然栽培全国普及会会長 ナチュラル・ハーモニー代表)の話を聞きに行きました。
3時間半に及ぶ熱弁は圧巻で、そのエネルギーだけでなく、65歳とは思えないほど顔の色艶も良く、皺のなさには、驚かされました。
百聞は一見にしかず、とはよく言いますが、見た瞬間、健康そのものなんだろうなと分かりました。
論旨は明快で、自然に栽培されたものを自分の感覚を信じて食べていれば、健康になるしかない、という話しをされていました。
その著書には、「自然の野菜は腐らない」という本がありますが、上記に添付した写真を見ると、2007年から瓶にいれられた自然栽培による大根と普通にスーパーに売っている大根を比べていますが、右側の普通の大根は液体化しているのに対して、自然栽培ものの大根は、15年以上経った今も原型を残しています。
河名さん曰く、自然栽培ものの大根は、腐るという事がなく、ただ発酵し、いつまでも食べられるのに対して、スーパーで売っている慣行栽培ものの大根は、すぐに腐って液状化してしまい、食べられなくなるという事をはなされていました。自然に無肥料無農薬で育てられた野菜は人間の食べ物として相応しく虫や細菌は食べないそうで、腐らないのでずっとその形を保っているようです。逆に、肥料と農薬漬けで作られた一般的な野菜は直ぐに腐り、虫にも食べられ、病気にも罹りやすく、直ぐに腐ってしまうとの話しをされていました。
あと、昨今の研究成果をつなぎ合わせて考えると、栄養学は意味がないともおっしゃっており、人間に必要な栄養は、全て体内に共生している腸内細菌等の働きや体内の器官で全て作り出されているので、栄養価で何が足りて何が足りない等の議論は、無意味だとまで話されていました。
気をつけなければいけないのはただ一つ、偏食とかそういう事ではなくて、無肥料無農薬で作られ自然の摂理に則って育った健康的な野菜やお米等を食べ、腸内細菌叢を元気にして、体に必要なものを腸内細菌叢と共同で作り出す事だとの事でした。
現代文明は、細菌やウィルスを敵として、抗菌、除菌、消毒等々、自分たちが有史以来様々なウィルスや菌と共生関係を結んで来て、その共生関係の中で、健康に生きられるというコンディションを作り出して来たという歴史を無視して、闇雲に自分の体を守ってくれているウィルスや細菌を悪玉菌と共に日々殺している。
人間細胞でエネルギーを作っているミトコンドリアは、過去有用な機能を持った細胞だという事で、人間の細胞に取り込まれた、とか、光合成をする葉緑素も同様に植物が自らの体に取り込んだという事が、最近の研究論文の中で語られているのに、文明は自分以外の細胞や菌を排除し、共生している菌を殺すという暴挙を行っている。
自給自足カレッジでは、農薬を使わず、自然の法則に則った形での野菜作り、米づくりを学べます。
自分で健康な野菜を作って自分を健康にする。
それも1日2時間で。

これが自給自足カレッジが提唱する新しい

1/4クォーターファーマーライフ

です。

自給自足カレッジについてご興味のある方は、下記のURLから我々のホームページを覗いてみてください。

https://self-sufficient-life.jp

また、自給自足カレッジのオープンイベントとして、3月4日土曜日と3月19日日曜日にオープンカレッジを、三重県多気町のVISONで行いますので、ご興味のある方は、上記ホームページからお申し込みください。

自給自足カレッジ
小柴正浩


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