ネットショップのキャッシュフロー対策は #ビヨンドコロナ の先陣となるか

ネットショップ運営大手BASEが、2020年4月1日付けのリリースで「売上金の入金日を最短で翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」」について、「お急ぎ振込手数料を0%」にすることを発表した。

同時に、BASE運営の特設ページには、「実店舗の運営や集客でお困りの方、物産展などの催事やポップアップショップが中止になった方に向け、専門チームがネットショップ開設のサポート」することなども列挙されている。

世の中にキャッシュフロー悪化で困っている事業者が満ちていることを象徴するようなニュースだ。

元々クラウドファンディングに関しての相談はちょくちょくいただくのだが、実際この一週間ほどで資金繰り・資金調達という観点からの相談がすごく増えた(その割にYouTubeチャンネルの登録者数は増えてないぞ)。

でも、クラウドファンディングって入金されるのが「プロジェクト終了日から1-2か月後」なので、実はあんまりよいキャッシュフロー解決策ではない。

ReadyforやCampfireには早期入金オプションがあるが、結構手数料が3万円程度かかるので、けっこう高い(Makuakeにはそもそも早期入金オプションがない)。


キャッシュフローの改善に関しては、新型コロナウィルスに関する経済停滞は関係なく、請求書の買取をするサービスなんかも最近出てきていたが、


今回のBASEの処置でクラウドファンディングプラットフォーム各社の動きが変わったりするのだろうか?

個人的には、「需要の先食い」になるので、購入型クラウドファンディングでのチケット販売はあんまりオススメしていないので、それなら、今売れるものをBASEで売る方がいいと思っている。

今回のBASEの処置は現時点で4月末までの期限付きだが、これで少し風向きが変わると #ビヨンドコロナ の金融サービスが生まれてくるかもしれない。




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