【マーベル映画の歩き方・第五回】MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の時系列
「アベンジャーズ / エンドゲーム」の感動を少しでもたくさんの人と分かち合いたい!!!という切なる動機からスタートした、「初心者のための『マーベル映画の歩き方』」。
今、マーベル映画のメインストリームは間違いなくMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にあります。
2019年12月現在、MCUに所属し、同一の世界観を共有した映画は23作(!)公開されています。他にテレビドラマのほか、NetflixやHuluオリジナル作品も配信されています。
「多すぎて、どれ観ればいいの?」
というのはよく受ける質問です。
ぶっちゃけ、「アベンジャーズ・エンドゲーム」を本気で楽しむためには、
「公開順に23作公開順に全部見てください。」
という絶望的な答えが正解です。
この「公開順」というのがミソ。
なぜなら、
・MCUの作品は「アベンジャーズ」の名称を関する4作以外の作品でも、ちょっとだけ他の作品のキャラクターが顔を出したりして、相互に関わり合っているため、順番に見ていったほうがキャラクター同士の関わりを感じられる。
・基本的に「現代」を描いているので、公開順はMCUの時系列そのものである(一部例外はありますが、過去にさかのぼるのは「種明かし」的な要素だったりする)。
からです。
というわけで、ここではMCU23作を公開順に整理していきましょう。実は3つの「フェイズ」に分かれていますが、ここまでのフェイズはあんまり気にしなくてもいいかも。
※タイトル(邦題)の後は、公開年。公開年と主な舞台となる年代が異なる場合のみ、舞台年を記載。
フェイズ1
『アイアンマン』(2008年公開)
『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
『アイアンマン2』(2010年公開)
『マイティ・ソー』(2011年公開)『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開/舞台は1942年)
『アベンジャーズ』(2012年公開/2012年)
フェーズ2
『アイアンマン3』(2013年公開)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
『アントマン』(2015年公開)
フェーズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)
『ドクター・ストレンジ』(2016年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年公開)
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年公開)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年公開)
『ブラックパンサー』(2018年公開)
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)
『アントマン&ワスプ』(2018年公開)
『キャプテン・マーベル』(2019年公開/舞台は1995年)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開/舞台は秘密)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開/舞台は秘密)
なお、2020年の「ブラック・ウィドウ」から始まる「フェイズ4」、そして「フェイズ5」のラインアップも既に発表されています。
エンドゲームを経て「小休止」しているこのタイミングが、MCUの「今」に追い付く絶好のチャンス。
ぜひ年末年始に23作ご覧になるのはいかがでしょうか。
(2019/12/15追記)
「この記事読んで結局絶望しかなかった」と言われたので、ピックアップリストを2つ。
①ミニマム5品コース
アベンジャーズ
アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン
シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
アベンジャーズ/エンドゲーム
②「エンドゲーム」を楽しむ8品コース
アベンジャーズ
アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン
シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
キャプテン・マーベル
アントマン&ワスプ
アベンジャーズ/エンドゲーム
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
「どの作品を観るべきか」はファンの間でも結局意見が別れるので難しいですが…
もしかするとオススメは、
①一作目の「アベンジャーズ」を観る
②アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーの中で推しキャラを決める
③推しキャラのシリーズ三作品を、「5品コース」か「8品コース」に組み込んで楽しむ。
のがいいかもしれません。
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