嫌いな人との付き合いを減らす

私は、辛い経験をした人にこそ、幸せになってほしいと思っています。

そして、そのための第一歩として、嫌いな人との付き合いを減らすことが大切だと思っています。少なくとも、あなたを低く評価する人との付き合いは、できる限り減らしたほうがよいでしょう。

「自分を成長させるために、嫌いな人とも付き合ったほうがよい」という意見もあります。たしかに、これにも一理はあります。

しかし、それは、その嫌いな人との付き合いが、自分のゴールに必要不可欠な場合だけでよいはずです。どうしても会社で出世したいなら、人事権を持つ嫌いな上司との付き合いは欠かせないものとなりますから、”自己成長になる”と言い聞かせるのは悪くはありません。必要不可欠でないなら、他の方法を探すほうが効率的です。

人間は、多分に感情的な生き物ですから、嫌いな人と付き合うと「生活の質」が大きく損なわれます。パワハラ被害者はその典型で、自己肯定感も、自己効力感も損なわれますし、生活の質も大きく下がります。

嫌いな人とあえて付き合う必要はありません。むしろ、どうやったら付き合わなくても済むかを考えて、対策を取りましょう。あなたをすり減らしてまで、あなたが取り持つべき人間関係はありません。自分を大切にしましょうね。



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