ネガティブな感情を利用することを考えよう

ネガティブ感情には、特定の行動を引き起こす性質があります。たとえば、不安は予防のための行動を引き起こします。怒りは、攻撃行動や防御行動を引き起こします。ネガティブ感情を利用すれば、行動を起こしやすくなるということです。

パワハラを受けて、加害者に対して怒りを持つことは悪いことではありません。その怒りを使って、職場環境の改善に乗り出したり、加害者に対して毅然と対抗できるなら、それはむしろよいことです。

ネガティブ感情を有効活用するにも、ゴール設定が重要です。価値は、目的によって定まります。あるものが価値があるかどうかは、目的によって変わるのです。ブロガーで独立することをゴールとしているなら、パワハラ被害での怒りは、ブログを書くためのエネルギーとなります。

怒りや不満が大きいのに、もし動けていないのだとしたら、それはゴールが設定されていないのかもしれません。ご自身のゴールを見返してみましょう。そして、ゴールを定めることで動き出しやすくなるでしょう。



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