誰をクライアントにするべきか?

ビジネスの本質は社会貢献です。それはつまり価値提供であり、そのため「誰に」が重要となります。

価値は、欲望・関心・目的に応じて立ち現れます。そのため、関心等を把握できる相手であることが必要となります。これはクライアント対象としての条件の1つです。

より正確に言えば、状況をリアルにイメージできる人々であることが大事です。関心等は、何かしらのきっかけによって生じるからです。つまりクライアント対象とは、あなたが「このきっかけによって、この関心等が生じると、把握できる人々」となります。

たとえば、あなたが介護の仕事についているなら、介護を依頼することになったきっかけはわかっているでしょう。そして、そのきっかけから、どのような関心をもったのかもわかっているでしょう。それならば、その人々は、クライアント対象としての条件を満たすといえます。

ビジネスを始めるときに、まったく新しい分野に手を出す人が多いですが、それは止めたほうがいいでしょう。なぜかといえば、クライアントが何をきっかけに、何に関心等を持つのかがわからないからです。この間違いをする人は多いですよ。

クライアントの置かれている状況をリアルにイメージできるからこそ、クライアントが何を重要と思うのかが分かります。

ですから、クライアントは、あなたがリアルに置かれた状況を把握できる人にしましょう。つまり、あなたがこれまでに接してきた人にするとよいでしょう。

自分都合で考えるのはやめましょうね。あなたが貢献できる相手は、客観的な目で探すようにしましょう。

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