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私的成功は公的成功に先立つ。

こんにちは。少し思うところがあり能登半島地震のチャリティイベントを開催しました。20名強の方々から参加費を頂戴し、改めてサッカーの力を感じました。参加者の皆様、本当にありがとうございました。


旅の相棒。

7つの習慣にはいくつかの書籍があります。単行本は重くて持っていくのも大変なので旅に出るときは「7つの習慣名言集」を相棒にするケースが多いです。この書籍ではまだ「7つの習慣 成功には原則があった!」における旧表記になっています。どのように変わったのか明記していきたいと思います。

第一の習慣 主体性を発揮する
第二の習慣 目的を持って始める
第三の習慣 重要事項を優先する
第四の習慣 Win-Winを考える
第五の習慣 理解してから理解される
第六の習慣 相乗効果を発揮する
第七の習慣 刃を研ぐ

七つの習慣名言集より

変更がないのは第四の習慣と第七の習慣。それ以外はさらに忠実に訳されているとのことです。特に第一、第二、第三という「私的成功」が大きく変わっているのがわかります。「主体性」から「主体的」に、「目的を持つ」から「終わりを思い描く」そして「重要事項」が「最優先事項」となりました。

私的成功と公的成功。

「私的成功」は依存から自立へと成長するための重要なキーポイントなのですよね。そう考えたときに「主体的である」「終わりを思い描くことから始める」「最優先事項を優先する」への変更によって、より自分自身の人生に責任を持つことが大事だとスティーブン・R・コヴィー博士は言っています。

7つの習慣がなぜ難しいのかという論点はこのnoteでも再三再四書いてきましたが、この「私的成功」で依存を超えるのが難しいからです。色々な企業や組織でヒアリングをおこなったりするのですが、話題に出るのはチームのことや組織のことといった「公的成功」の部分が圧倒的に多くなりやすい。

私的成功が先、公的成功は後。

スティーブン・R・コヴィー博士は何度も「私的成功は公的成功に先立つ」を唱えています。チームとか組織の前に「私的成功」の個人個人がどのように思い、どのように考え、どのように行動するのかにすべてかかっているのですね。ではこの「私的成功」をどのように表現するのがよいのだろうか。

レゴ®シリアスプレイ®には「個人のリアルタイムストラテジー」メソッドがあります。現状の自分自身と目指すべき自分自身をレゴブロックで表現していきます。頭のなかで考えるだけでなく、手が導き出したブロック同士の関係などについて内省することで、自分自身を俯瞰して見ることができます。

自分自身を制作する過程。

100回近いワークショップを実施してきて感じているのは、この自分自身を制作する過程が一番「手が動かなくなる」瞬間なのですよね。チームで組織で、という言葉ばかりがひとり歩きしてしまう時代だからこそ自分自身を考える必要があります。ですが自社の社員に求めるのはなかなか難しいです。

だからこそレゴ®シリアスプレイ®認定ファシリテーターという第三者に任せてしまうという手があります。「個」を表現する時間を半日もらえたら認定ファシリテーターは必ずや最適解に近いワークショップ設計をすることが可能。「社員に私的成功を意識してもらいたい」場合にはぜひご活用ください。

最後に。

昨日も参加者の方との対話を大事にしながらのイベントでした。お互いの思いを伝え合うのは人として大切ですね。

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