見出し画像

狼さんと豚さん。

前回、前々回と狼さんと豚さんの雑学?を投稿しましたが、何故か「みんなのフォトギャラリー」に登録出来ないので、画像の再掲載と未公開ショットを出します。

狼さんと豚さんの背中。仲良く何かを見ているようです。
豚さん。
狼さん。
ちょっと掛け合い漫才風に撮影しました。

余談ですが、西洋画のallegory(アレゴリー・寓意)において、狼が意味するところは「狡猾・残酷・好色・貪欲」などです。欧米の文化圏だと狼は悪者扱いですね。大切な家畜を狙う害獣のイメージがあるのでしょう。

しかし、古代ローマでは狼が象徴するのは、「勇気・勝利・保護」などでした。
英雄やリーダーシップ、家族愛の象徴でもあるそうです。

日本では農作物をシカやイノシシから守ってくれる益獣として、また神様の使いとして信仰の対象でもありました。(ただし、馬産地の東北地方は別だそうです。)
「オオカミ」の語源も「大神」から来ていると言う説もあるそうです。

豚も西洋画のアレゴリーで言うと、「淫欲・貪欲・怠惰・大食」の象徴。やはり欧米文化圏ではあまり良いイメージがないようです。
たくさん食べ、食べ終わったら横になって寝る。そんな怠惰なイメージが豚にはあるようです。

ユダヤ教、旧約聖書において豚は汚れた不浄な動物とされていました。
豚肉は生焼けで食べると食中毒を起こしやすいので、昔の人は豚に良い印象は持たなかったのでしょう。

しかしアジア、日本や中国などでは豚は多産で丸々とよく肥える姿が「子孫繁栄・財産運」、富の象徴とされています。
古代ギリシャやローマでも、アジア圏と同じ子孫繁栄や富の象徴だったそうです。

おっと、余談が長すぎたようです。本日はこれまで〜。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?