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フキハラにレゴ®シリアスプレイ®は有効か。

こんにちは。年度末に向けてバタバタしながらも全国飛び回ることになりそうなのでどうぞよろしくお願いします。楽しく仕事をしていきたいですね。


人格の有り無しだと言い切れるか。

最近「フキハラ」という言葉を耳にしたので、こんな本を読み始めました(とは言えaudiobookなのですけれど)。

不機嫌であることも立派なハラスメントだということだそうです。たしかにそういった態度の方と仕事をする際は気も遣うし、自分自身もそうなるのではないかと思ってしまいがちです。もちろん意識下、無意識下は人それぞれかもしれないですけれど、なんとかそう感じられないように努力するのみ。

ですが、関係性のなかでどうしても不機嫌になってしまうケースなどありえますね。すべての問題は人間関係から始まるというアルフレッド・アドラーの言葉どおり、作業内容の良し悪しや能力の有無だけではクリアできない、人間の内面における人格の有り無しが影響を及ぼしているのは自明の理。

共感だけでフキハラはなくせるか。

以前犬との共感と人間との共感についてつらつらと書いたことがあります。

その文中で「深く観察して相手はどうしてほしいのかを理解する」と記したのですが、これからは不快や不機嫌の原因もその理解に含めていくことが必要になってくるのでしょうか。7つの習慣の第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」だけではコミュニケーションはままならないかも、です。

繰り返し言ってきているテクニック論、個性主義からの脱却は当然として、人格主義のどこをどう意識すれば、不機嫌ハラスメント「フキハラ」を組織のなかからなくしていくことができるのでしょうか。今回は自分自身の思いも含めて、なんとか勇気を振り絞って書いていければなと思っております。

ネガティブの連鎖を断ち切れるか。

フキハラがもたらす一番の影響はなんといっても「周囲への伝染」なのだと思います。ネガティブの連鎖が組織のなかに蔓延っていきます。それは上司の不機嫌であってもメンバーの不機嫌であっても結果は同じです。そのようなフキハラ対策としてレゴ®シリアスプレイ®は果たして有効でしょうか。

当然ながらレゴ®シリアスプレイ®を受け入れられないという方も少なからず存在するのは紛れもない事実です。しかしながら徐々にフロー状態へと向かい、作品を作っていくことで笑顔が増えていくのも間違いありません。背もたれ会議や単なる飲み会をLSPに変えてみることもお薦めしたいですね。

背もたれ会議

どこまで不機嫌な自分を貫けるか。

レゴ®シリアスプレイ®ワークショップは背もたれに背をつけている暇がありません。常に作品を作り、説明し、誰かの説明を聴き、全員の作品を使ってより大きな作品を作ったりと、常に前のめりになります。レゴブロックを前にどこまで不機嫌な自分を貫けるのか。試してもいいのかもしれません。

もちろん、レゴ®シリアスプレイ®ワークショップだけで物事が完結するわけではなく、やはり制度や研修が必要。ですが、組織・チームに少しのアクセントをつけることは可能です。フキハラ撲滅のひとつのアイデアとして、レゴ®シリアスプレイ®ワークショップの検討をお願いしたいなと思います。

最後に。

自分自身も不機嫌な態度を取ってしまっているのではないかと反省。これは真剣な眼差しだとも言えなくないのですが・・・。

真剣な眼差しのにゃんこ

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