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7つの習慣とレゴ®シリアスプレイ®は実践し繰り返してこそ価値がある。

こんにちは。先日は内定者との懇談会でした。昨年も感じましたが若者のパワーは本当にすごいですね(特にあれの領域では舌を巻きました)。ましてや多くの方が参加をしてくださったのでなんだか例年以上にかなり盛り上がりました。素晴らしい一日でした。


実践することは難しい。

7つの習慣セルフコーチング認定コーチを取得して以降、様々な場面で7つの習慣を口にすることが多くなっています。特に「それ、7つの習慣的に言えば第◯の習慣なので△△ですよね、実践されていて素晴らしいです」という言い回しをよく使います。少しずつですが自分自身がサマになってきている。

よく7つの習慣は実践する哲学だなんてこともお伝えしています。この本は読んだだけではただただ当たり前の行動でしかなく実はその当たり前を実践するのがことのほか難しい。まっすぐ引かれた線に沿って歩けと言われても左右にぶれてしまうように、知ることとやってみることには乖離があります。

「汝自身を知れ」。

7つの習慣には実践という言葉が無数に出てくる(推薦者の文中にも数多く存在する)。そのなかでも最も心に突き刺さってくるのがこの部分です。

答えは言うまでもない。発達のプロセスを無視し、途中を省略することなどできるわけがない。それは自然の理に反する行為であり、近道しようとして得られるのは失望とフラストレーションだけである。
どんな分野にせよ、現在の能力レベルが一〇段階の二であるなら、五に達するためにはまず三になる努力をしなければならない。「千里の道も一歩から」始まる。何事も一歩ずつしか進めないのだ。

スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣 人格主義の回復」
「インサイド・アウト」成長と変化の原則 より引用

古代ギリシアの格言にもある「汝自身を知れ」はまさに七つの習慣で言う人格主義の第一歩なのだと感じる。もちろん高い志は必要だし、ポジティブな思考は重要。それでも今自分はどういう状態なのか、自分はどう前に進めているのかを客観的に知ることが人生にはとって大事ではないかと思います。

自分自身を抽象的から具体的に。

レゴ®シリアスプレイ®メソッドにおける第一の条件は「まず個人から」という話は再三してきました。そのなかでも最初のアプリケーションである現在の自分についての作品制作がこの先の人生に向けてとても印象深いものになっていきます。ここで初めて「思いもしなかった自分」と向き合います。

これまでおぼろげで抽象的にしか見てこなかった真の自身の姿が、色や形やその組み合わせから具体的に表出されていく。これまでの自分、これからの自分と向き合うための第一歩。レゴ®シリアスプレイ®は実践の機会の創出が可能なのですよね。「真剣に遊ぶ」という言葉の所以であると言えます。

実践は繰り返してこそ。

これからいくつかのレゴ®シリアスプレイ®ワークショップを設計していきます。そのなかにはもちろん内定者の方々に向けてのものも含まれている。前述したように、自分と向き合う時間が本当に少ない世界に生きている現代で自身との対話を実践する場がワークショップでもあるのだと思っています。

7つの習慣セルフコーチングを自身にも課していきながら発達のプロセスを意識したワークショップ設計をしていこうかと考えている。これも自分にとっての実践の場。続けていくことで「繰り返し行うことは、たやすくなる。行う作業の質が変わるのではなく、行う能力が増すのである」なのですね。

最後に。

誰だって好きなことなら繰り返し実践できている。逆を言えば繰り返し実践すれば好きになることだってできる。仕事も、読書も、そして、あれも。

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