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コストである「人」は削られる

昨日、リベンジ消費のことを書いた際、アメリカの労働市場についても触れた。それに関連して面白い関連記事があった。

人々は、単純な肉体労働自体を嫌がるようになっているとのこと。

日本でも、接客業ではモバイルオーダーやテーブルオーダーの普及は始まってるし、ガストグループでは配膳ロボットを導入している。

もうちょっと俯瞰すると、レンタカーの受付やホテルのレセプション、スーパーやUNIQLOのレジ打ちもなくなりつつある。

それでもわざわざ人を介して、取り引きをしたい理由は何だろうか。

温かみがあるから?
1伝えたら10解釈してくれるから?
その人が持つ知識やノウハウを知りたいから?
話をすること自体が楽しいから?

それくらいしか、思いつかない。逆にそれらの価値を求めない場ではわざわざ人を介することは必要ないと言えるのではないか。

人はミスをするし、人が変わると効率にムラがでるし、気分や感情で業務が左右されるし、人が変わる際に引き継ぎが必要になる。

洗濯板から洗濯機になったように、駅員さんから自動改札機になったように、いずれは人を排したやり取りが日常になるんだと思う。

敢えて人を介す理由がない仕事に従事しているなら、スキルを上げて介する理由を作る(併せてそのスキルを求められる職場のへ変更が必要)か、仕事自体を変える必要があるのだろうと思う。

あと機械やシステム、AIなどが導入されることで、担当業務の一部の業務量が減って、給料が減るなら、それはそれで受け入れないといけないのかなとも思う。

自戒を込めて。

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