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自分の作品が剽窃されたらどうする?

※この記事はVoicy「音ってすごいね。」の台本です。本編に興味のある方は、下記のラジオをご試聴下さい。
>>音ってすごいね。

■テーマ
自分の作品が剽窃されたらどうする?

■背景のツイート
著作物を剽窃侵害されても、ホンキで戦わないこと。著作権は表現の自由を保障することが前提なので、法的に剽窃を立証するのは困難。労力過多で自滅します。そうならないように商標登録などで保護しておきましょう。相手に抗議しつつネットで事実を拡散するのがコスパいいです。ある意味恐ろしい時代。
https://twitter.com/masafumikomatsu/status/1427966844695056390?s=20

■自分の著作(書籍)の類似本が他社から出版
・客観的にみても類似点が極めて多い
・表紙、文章、発想などに酷似する点がある
・ベストセラーからロングセラーになっている人気本

■誰が見ても「類似」しているものがあったとしても…
・法的に訴えることは難しい
・著作権は表現者の自由を担保することが前提
・相手側は法的に逃れることを見越した確信犯

■仮に訴訟を起こすとすれば…
・時間とお金を浪費する
・訴訟したとしても勝てる保障はない(著作権侵害で裁判に至る事例は少ない)
・その間、余裕をもって創作することは困難(心身ともに)

✓ここまでのまとめ
・作品の盗作がみつかっても訴訟を起こすのは安易な選択
・心理的な不快感はあるけれども、創作し続けることの方に傾注すべき
・世の中、そうした確信犯は数パーセントいる

■ライト兄弟の事例(大野正人『失敗図鑑』から)
・アメリカで初めて飛行機で空を飛んだ兄弟
・もともとは自転車屋さんで、ふたりとも一度も結婚なかった
・飛行機業界から嫌われ、別の人が初の飛行機をつくったと嘘の歴史がつくられた

■ライト兄弟の失敗(大野正人『失敗図鑑』から)
・多くの人が熱心に研究し、出された特許に文句をつける
・裁判に時間を取られ、飛行機を改良する時間をもてなくなる
・技術が時代遅れになり、兄は45歳で亡くなる

✓ここまでのまとめ
・じぶんのオリジナリティにこだわらない
・知恵や業績は、まわりにシェアすることで、世の中よくなる
・大切な活動に時間をかけるという優先順位

■大切なこと
・コンテンツクリエイターは、商品まわりを固めておく
・特許や商標登録などを施した後、コンテンツを世に出す
・パクられたら、それだけの価値をつくったと自己肯定しておけばよい

✓ここからは、禁断の戦術(おススメできません)
・SNS等で、相手を批判しないように事実をシェアする
・疑問を投げかけ、リツイートで拡散
・今のご時世、相手に反応が伝わり、精神的な圧力がかかる

※この記事はVoicy「音ってすごいね。」の台本です。本編に興味のある方は、下記のラジオをご試聴下さい。
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