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2学期の始業式、子どもの声がしない違和感。

※この記事はVoicy「音ってすごいね。」の台本です。本編に興味のある方は、下記のラジオをご試聴下さい。
>>音ってすごいね。

■テーマ
2学期の始業式、子どもの声がしない違和感。

京都市では今日が2学期の始業式。子どもの声がしない。マスク登校で会話をしないから、にぎやかな声が響いてこない。コロナの影響で、今まであった日常の音がどんどん消えている。声が聞かれなくなってはじめて、声の大切さを思い知らされた。何気ない声の響きは、街を彩る大切な要素。
https://twitter.com/masafumikomatsu/status/1430433111695773696?s=20

■朝起きたときに感じた違和感〜音がなんか違う?
・朝の登校時に聞こえてこない音を発見
 →登校時の子ども声
・コロナ禍によって登校スタイルが変わる
 →マスクをする、人とお喋りしない
・街に響いていた子どもたちの賑やかな声がなくなる
 →子どもたちの姿はあるので、すごい違和感

✓コロナ禍で音の変化は実感されますか?
・少なくなった音
 →子どもの声、祭の囃子(祇園祭)、全体的な活気
・多くなった音
 →感染防止対策のアナウンス(公園、駅などの公共空間)
・相対的に聞こえるようになった音
 →もとからあった自然音(鳥の声や木々の葉擦れ音など)

昨年の1回目の自粛時(3〜5月)は、車の音が減って街の喧騒が減った

■生声によるコミュニケーションが減ったこと
・人間の「根源的」な会話のやりとりは生きる充実感
・心理的疎外感や寂しさを感じる人が増大
・リモート環境が対面コミュニケーションを遠ざける

✓では、どうすればよいのか?
・会える家族や対面できる人との関わりを変える
・コミュニケーションの濃度を増やす
・しっかり聞くこと、しっかり話すこと

■動植物が発する声や響きに耳をすましてみよう
・動物が出す鳴き声も、立派な意思表示
・風で揺れる木々の葉擦れ音で、環境からのメッセージを感じる
・じぶんの気持ちを、何かの表現に託して発信してみる

※この記事はVoicy「音ってすごいね。」の台本です。本編に興味のある方は、下記のラジオをご試聴下さい。
>>音ってすごいね。

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