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立花雅和 解決!フルート・ピッコロQ&A Vol.142

2021/4/16発行

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□■ 出演・レッスン情報
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●YouTube Live Concert Vol.53

4/16金曜日20:00より、YouTubeチャンネルにてコンサート生放送を行います!

▼視聴ページ
https://youtu.be/yGkYnMjnPGk

▼今回はTikTokでも配信予定です。こちらでご視聴される場合は、ぜひアカウントのフォローをよろしくお願いいたします!
TikTok https://www.tiktok.com/@masaflute

【プログラム】
ノブロ メロディ
ダマレ 白つぐみ
ジョリヴェ 黒つぐみ
マスネ タイスの瞑想曲
プーランク フルートソナタ


●フルートレボルーションfrom札幌 生配信@EL MANGO
4/18(日) 19:00〜

昨年はホールでの本公演も延期となり、 その他の活動もほとんど出来なかったので この5人でやるのは本当に久々です!
プロデューサーの多久潤一朗氏は東京でチクワやコップ吹いてTVやネットで話題になり頑張ってるので、
札幌メンバーもバズれるよう?? 頑張ります。
フルレボ作品の一つである映画! (2019年vol.8『宇宙』公演より)も
またまた上映します!!

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02a4x6gj9wk11.html
Webチケットを購入された方に、視聴ページのURLをお送りいたします。

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□■ 目次
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■ 今週のQ&A
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【Q1】フルートをしてますが、息を使いすぎてしまいます。
特に高い音では顕著なのですが、音を出すために勢いよく吹いてしまいます。
そのため、息続かないのはもちろん、高音域のpなどが表現できないです。
息の勢いを弱くすると息漏れの音しかでなくなります。

どうすれば改善できますか?
息でるのを抑えるイメージでお腹や腹筋に力を入れたりしてみましたが、イマイチ効果が感じられません。
やはり、息の当たるところが悪いのでしょうか?高音域では息漏れも激しいのでそれが原因かなと思います。

となると、日々の練習ではフルートを回したり唇の位置をずらしながら一番少ない息で音のなる箇所を探すところから始めたほうが良いでしょうか?
とくにその日の練習始めたばかりですと唇がまだ慣れないのか、いい音を出すのにかなり苦労してしまうのです。
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【Q2】質問なんですが毎年課題曲のアドバイスをされていますがどのように楽譜を入手しておられますか?
自分もYouTubeをはじめそう言ったのをやりたいと思っているのですがなかなか譜面の入手が難しいなと思っています!
是非教えて下さると嬉しいです!
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■ Q&Aアーカイブ
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【Q1】もうすぐ、コンクールなんですが、どうしてもピッチが合いません。高くなってしまいます。ピッチを合わせる方法を教えてください!
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【Q2】こんばんは。フルートやピッコロでのマルカートのやり方を教えてほしいです。
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【Q3】低音のミ♭〜ファ♯の音が20くらいいつも低いです。音合わせは合ってます。コンクールでのメロディーで低音があるので困っています。
同じパートの人とピッチが合いません
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□■ 今週のQ&A
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【Q1】フルートをしてますが、息を使いすぎてしまいます。
特に高い音では顕著なのですが、音を出すために勢いよく吹いてしまいます。
そのため、息続かないのはもちろん、高音域のpなどが表現できないです。
息の勢いを弱くすると息漏れの音しかでなくなります。

どうすれば改善できますか?
息でるのを抑えるイメージでお腹や腹筋に力を入れたりしてみましたが、イマイチ効果が感じられません。
やはり、息の当たるところが悪いのでしょうか?高音域では息漏れも激しいのでそれが原因かなと思います。

となると、日々の練習ではフルートを回したり唇の位置をずらしながら一番少ない息で音のなる箇所を探すところから始めたほうが良いでしょうか?
とくにその日の練習始めたばかりですと唇がまだ慣れないのか、いい音を出すのにかなり苦労してしまうのです。
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【A1】息遣いの要素をスピードと、太さに分けて考えてみてください。
息のスピードは音の高さに比例し、高い音になればなるほど速くなり、低い音になればなるほど遅くなります。
太さは音量に比例し、大きい音量は息を太く、小さい音は息を細くします。
つまり、高い音をpで演奏する場合、息のスピードは速いですが、細い息になります。
pのような小さい音を出すための細い息は、小さいアンブシュアが必要になります。
上下の厚さがほとんど紙1枚くらい薄いことが理想ですが、この繊細なコントロールにトレーニングが必要になります。
水の出ているホースの先を摘むのと同じように、少ない息の量でも出口が細ければ勢いのある息が出ます。
少ない息の量で、いかに効率よく速い息も遅い息もコントロールできるかがポイントになります。

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