見出し画像

発達障害啓発週間

4月2日は世界自閉症啓発デー
4月2日~8日は発達障害啓発週間

学童で私の相棒だった小学1年生の男の子。
学童が大好きだった。

寒くなる前までは、学校から学童(学校と同じ敷地内)にまっすぐ帰って来ない日がしばしば。
学校でのストレスを発散するため?校内をウロウロしていた。大好きな木を拾ったり、石を拾ったり…。
そういえば、最近は全くなかったな。
彼なりにがんばってた!


学童は同じ敷地内にあるけど、学年が上がるにつれ、行動範囲もひろがることから、保護者は「学校の敷地外に勝手に出て行って何かあったら」…という不安があり、今後の預け先を悩んでいた。
学校の先生とも相談した結果、来年度からは放課後等デイサービスに行くことになった。

学童は人が足りていないので、彼につきっきりの対応が毎日できるかと言ったら正直できない。
専門の支援員もいなかったりする。

3月29日、暗い表情で相棒がブランコに乗っていた。
気になって声をかけたけど、反応はなかった。

来年度も放課後は学童で過ごしたいと思っているから、複雑な心境なんだろうな。
発達障害を抱えた子どもたちが、こんなふうに何かを諦めなきゃいけない現状に胸が痛い。


支援員が強い口調で怒ったり、上級生が文句を言いだしたりすると、両手で両耳をふさぎ、苦痛な表情をしている相棒の姿を何度かみたけど、周りの人に理解してもらうのは、まだまだ難しいのが現状。
甥っ子は学校の先生にも理解されずだった(T_T)


発達障害啓発週間。
一人でも多くの人に発達障害を抱えた子どもたちの生きづらさを理解して欲しいと思う。


写真のどんぐりは学童でおでかけした際、相棒が拾ったどんぐり。


相棒が色紙に「いつもありがとう」って書いてくれてて、それを見るたび、ウルっとくる。

成長した相棒にいつか会えるといいな^^
ありがとう、相棒!!


甥っ子 作