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物事に取り組む姿勢

先日、Clubhouseで話したのはSDGs。

耳だけで聴くこと。私は不得意かもしれない。
耳だけで聴くと、自分に話しかけられている意識が薄くなり、脳が違った方向に動き始める。例えば、その世界や景色を想像したり、ぼんやりその周辺のことを考え始めたり。集中して聴けない 笑

さて、話を戻してSDGs。
現在、隔週で「Sports for Social」に記事を掲載してもらっていますが、そのきっかけとなったのがこの記事

いま、サイトの移行中らしく、過去の記事が消えてしまっています。
復活したら、noteのリンクも貼りなおそうかと思っています。

過去記事を探すのが面倒なので、アルバムつくりました。


SDGsに取り組み始めた経緯は何度も書いているので、省略します。

昨シーズン感じたことは、選手を見ていても、SDGsを自ら主体的に学ぶ姿勢のある選手とない選手がいて、まずここを変えなきゃいけない!

SDGsはクラブがやっているから、やらなきゃいけないものではなく、一人のひととして、取り組むべきこと。
と私は思っています。

ここ最近のミーティング(社員メンバーのみ)では、地域貢献活動やSDGsについて私から話をしたり、「自分×地域貢献活動」「自分×SDGs」について選手に話をしてもらったり。

意識の低い選手は、反省とこれからがんばります!といったありきたりの内容。これはこれでどう転がるかが分からない。

選手に伝えたことのある大前研一さんのことば。

人間が変わる方法は三つしかない。一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。かつて決意して何か変わっただろうか。行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。


そんなこんなでいまは、2~3人でSDGsについて調べ、ミーティング時に発表することを取り入れています。

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2月が第1回目。ゴールは①~⑤。
調べたことを読んで終わりみたいな選手が多く、本当に頭に入っているのかな?と。
監督兼選手からダメ出しが 笑

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人前で話すことが得意ではない選手が多いので、ミーティング時は、グループで話し合う、みんなの前で発表する時間をあえて入れています。

ジェイリースFC社員選手への課題。
「毎月1冊、本を読む」
…まだまだ月に1冊すら読むことのできない選手も(-_-;)

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ミーティング時に、読んだ本の内容をグループのみんなに説明する。グループの代表が全員の前で発表する。

考えをまとめる。
まとめたことを伝える。

こういった力も社会人としては大事。
時間はかかるだろうけど、チャレンジの機会を与えることで少しずつ成長するかなと。

また、文章を書くことが苦手な選手も多い。
苦手だから書かない、やらないのではなく、書いたものに自信がなければ、私が一度、見るよと。国語の教員ではないので、100%これが正しいとは言えないけど、と注釈を入れて。

過去、Sports for Socialの記事に盛り込む選手のコメントを見たとき、「ら抜きことば」とおかしな表現があったので、その辺りを選手に伝えると、苦手だから、指摘してもらえると有難いですと。そんな選手がいたので、他の選手にも投げかけてみました。

SDGsを学ぶことは、選手の世界を広げることにも役立つと思っています。選手として必要な能力社会人として必要な能力の両方を育てていけるよう(私は後半部分担当)、いろいろ企画をしていきたいと思います。


今月のミーティングで
フェアトレードとは何か?エシカル消費とは何か?が分からない選手が。
多分、そうだろうなと思っていたら、やっぱりでした。

いまはネットがあるから、一昔前に比べると「調べる」ことは本当にたやすくなったけど、そこにたどり着かないという。

私は、分からない言葉があると調べようと思うけど、本を読まない、分からない言葉が多い選手は、分からない言葉に触れてもなんとも思わないんだろうな(◎_◎;)ここも変えていかねば。

新加入選手の一人は、ジェイリースFCに入るということでSDGsの本を買ったと。もう一人はミーティング前にちゃんとフェアトレード、エシカル消費を調べ、ノートにまとめて来ていました。


できる、できないではなく、何ごとも姿勢が大事。
物事に臨む姿勢はサッカーにもつながると思うので、いろんな能力を身に付けることがサッカーの技術力向上にもつながると思って取り組んでいます。コミュニケーション能力をまず、上げることが大事かな 笑

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