アルゼンチン到着1日目に交通事故で死にかけた話
こんにちは、いや、こんばんはですね
みなさん相変わらず元気にお過ごしでしょうか。マテ茶を飲みながらこの記事を書いてます。
今日話すのは、タイトルにもある通り、到着1日目にして交通事故で死にかけた話。
僕は今年の3月16日に日本を出発して、合計30時間超のフライトを経て、17日に南米・アルゼンチンに着弾した。
空港から自分が住む予定の街までは80キロくらい離れていて Remis(レミース:ハイヤーのこと)で移動する予定であった。
到着したエセイサ国際空港は実は首都・ブエノスアイレスから南に20キロくらい離れたエセイサ市内にある。(アルゼンチンの行政区分についても後で書きます。その時に詳しく掘り下げようかなと思います。)
アルゼンチンは首都ブエノスアイレスを中心に放射状に高速道路網が発達しているため、エセイサ市から首都BA(Buenos Airesのこと)を経由し、最終目的地・ラプラタ市に向かわなくてはならなかった。
高速道路を走っててまず初めに感じたこと、とにかく運転荒いww
日本だと車線変更の際はウィンカーをつけなさいと教え込まれると思うが、そんなのお構いなし。ウィンカーなしで変更する車も多かった。
複数車線の高速道路では前の空いたスペースを自分の車で埋めるべく、車線変更を繰り返してとにかく前へ! そんな感じである。
ついて早々、交通事故に巻き込まれて死ぬ未来が見えた。
そして、恐れていたことが的中する。
自分が乗っていた車両が左から真ん中の車線に変更しようとした時、同じように右から真ん中へ車線を変えようとした軽トラックと衝突したのだ。
結構大きい音が「ゴンッ!」と鳴ったのを今でも覚えている。
自分が乗っていた車の後部座席右側と軽トラックの左前方が衝突し、テールランプの近くが大きく破損し、壊れた部分がヒラヒラと風に靡いていた。
左ハンドルの国なので、あと数メートル前で接触していたら、助手席にいた自分はおそらく死んでいただろう。その時は、そんなことを思いつつ、そのスリルを少しばかり楽しんでいた自分もいたのだが。
とにかく、「死ぬ可能性もあるから気をつけるか」と思いながら、運転手のおっちゃんを見た。
さすがのおっちゃんもまずいと思ったのか、車を路肩に停車させ、壊れた部分を押し込むなりして直していた。
少ししてまた走り出したのだが、結局破損したところは直らず風になびいたまま、目的地へ向かった。
車のそばを通過していく他のドライバーがクラクションを鳴らして、「壊れてるぞ」と伝えてくれたが、運ちゃんは「大丈夫だ」と親指を立て、走り続けた。
これがアルゼンチンなのかと考えていると、気がついたら目的地のラプラタに着いていた。
この一件以降、滞在中の目標は「とにかく生きる、死なないこと」になった。
結局、これ以来、危ない目には遭わなかったのだけど。
そんなわけで着いて初日から人が経験しないようなことを味わい、地球の裏側での留学生活が始まったのである。
今日はここまで!
それではまた!
¡Nos vemos!