世界一のJAZZ喫茶BASIE@岩手県一関市に行ってきた。

2019に良かったコト・モノ-①

昨年は、色々とバタバタしてるうちに終わってしまったかなって印象で、音楽とか映画とかあんまり触れられなかったのですが、本はすごく好きで読んでました。あとは、少しだけ体験にお金と時間を使うようになって、それがすごく良かったかな。

そんな中で、2019に良かったコト・モノをいくつかピックアップしようかなと。その1つ目。

4月に、日本一音がいいと言われ、タモリさんなども通っているという岩手県一関市のBASIEというジャズ喫茶に行ってきたことは、いまだに新鮮に覚えてます。すごくジャズが好きなので、ずっと話を聞いてて、伝説として憧れていた土地。ちょっと思い立って日帰りで行ってきました。

もともと蔵だったところを改築したという変わった作り。実は、入る前に緊張して、何度か前を通り過ぎたりしました。

JBLの社長〜役員以下がわざわざ訪れて、自社のシステムなのに驚いたという伝説通り、想像しているよりも全然上品で、美しく、迫力があって、立体的な音。生よりも生っぽいっていうか。
すごい感動でした。店長の菅原さんともほんのすこしですが、お話させていただき、感激。この日の音と体験は、一生忘れないと思います。すごく不思議で子供みたいな目をしていたこと、忘れません。

色々な書籍を出してらっしゃいますが、

ジャズ喫茶「ベイシー」の選択　ぼくとジムランの酒とバラの日々 (講談社＋α文庫)

こちらの書籍がおすすめです。僕もオーディオマニアではないけれど、生き方やなんというか生活のタイム感みたいなものがすごく参考になります。

こういう、一つの世界観を持つこととスペースみたいなものを何かと考える1年だったような気がします。

抽象的なものや、よくわからないものを、「僕はこう思う」と語り合い、許し合う能力というのは、これからの世界に必要なはずなのに、みんなどんどん出来なくなっているように思います。すごく色々と考えるヒントをいただいたように思います。

伝票は、お願いして持ち帰らせてもらいました。本当は菅原さんにサインをしてもらおうかと思いましたが、それは再訪した時の思い出に取っておこうと思っています。