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酒の歌

みなさんはこちらの歌をご存知だろうか。
こちらは島根の某スーパーの酒売り場に掲示してあった伝説の酒の歌である。
さまざまな事情により今はもう見ることはできなくなっている。まさに伝説の歌である。僕はこの伝説の歌を知るものとして後世に語り継がなければならない。そこでnoteに書いている次第である。いつか令和時代の酒文化や歌を研究する青年が現れたらこちらの伝説の歌が明るみに出ることだろう。令和の人間はどれだけ酒飲みだったんだと大きな話題になること間違いなしである。

将来の研究者のためにもリアルタイムでの考察も残しておくことにしよう。まず、こちらは12つきそれぞれのお酒が飲める理由が歌われている歌である。文字起こししてみよう。


1月は正月で酒が飲めるぞ〜♪↑
2月は豆まきで酒が飲めるぞ
3月はひな祭りで酒が飲めるぞ
4月は花見で酒が飲めるぞ
5月は子供の日で酒が飲めるぞ
6月は田植えで酒が飲めるぞ
7月は七夕で酒が飲めるぞ
8月は暑いから酒が飲めるぞ
9月は台風で酒が飲めるぞ
10月は運動会で酒が飲めるぞ
11月は何でもないけど酒が飲めるぞ
12月はドサクサで酒が飲める・

素晴らしい歌である。
まず気になるのが1月と12月が赤字になっていることだろう。なぜなのだろうか。初めと終わりということで強調されていると考えるのがベタだろう。
そして、1月の最後が〜♪↑となっていること、12月は飲めるぞのぞがないこと、その代わりに・のようなものが書かれていることも気になる。この解釈は非常に難しい。〜♪↑に関しては1月で書いたのでその後も共通であり省略したと考えられる。それか歌い出しのため景気付けを行うのが目的かもしれない。
12月の最後は1月に対して締めということで・で終わっているのかもしれない。

あまりにも難問なのでこの辺にしておいて、次は挙げられている理由が正当なものなのか考察しよう。

正月は確かに酒が飲める。お神酒を飲むし家族親戚が集まっているので夜は宴会だろう。
豆まきも確かに酒が飲める。豆まきをした後の豆はどうなっているか。子どもが寝たあと、大人が酒のつまみにしているのである。
ひな祭りも確かに酒が飲める。ぼんぼりに灯をつけたら飲みたくなるのが酒である。
花見も確かに酒が飲める。花より団子より酒だろう。花を見ながらの酒は素晴らしい。
子供の日も確かに酒が飲める。
田植えも確かに酒が飲める。おいしいお米を育ててくれる農家さんのおかげでお酒が飲めているのだ。農家さんも田植えという重労働のあとで酒を飲むだろう。
七夕も確かに酒が飲める。彦星と織姫も年に1度盃を交わしているはずである。
暑いから酒が飲める。当然である。
台風も確かに酒が飲める。家にいたら飲むだろう。
運動会も確かに酒が飲める。動けば飲みたくなる。
何でもないけど酒が飲める。何でもないから酒を飲むのである。
ドサクサでも確かに酒が飲める。ドサクサだから酒を飲むのである。

非常に意味の通った歌だということが分かった。
他の方の考察も募集している。
そして、この詞に曲をつけてくれる人も募集している。

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