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ヨーロッパ旅行記23〜世界の車窓から〜

チェックアウトを済ませてフォッサーノに別れを告げた。この日はフランスのマルセイユまで行く予定だった。マルセイユといえばサッカー日本代表の酒井宏樹選手が所属しているクラブがある街だったし、マルセイユルーレットというサッカーのドリブル技の名前にも付いている街だった。

フランスはドイツと並んで大陸ヨーロッパの中ではいろいろな意味で2強のイメージがあったので楽しみにしていた。

電車に乗り込み窓から景色を眺める。街中では建物も多くて景色がおもしろい。

しかし、1時間もすれば山に入り変わらない景色が続く。

こうなると、今日泊まるホテル探しをブッキングで始める。
ヨーロッパの高速鉄道にはだいたいコンセントがついているのでとても助かる。

コンセントとトイレがあればなんとかなる。
そうこうしているうちに、1つめの乗り換え地であるヴェンティミーリアに着いた。ここはイタリアとフランスの国境にある街である。

この日はとてもいい天気だった。とても晴れているが汗をかかない。嫌な湿気がないので暑いけど快適だ。これが地中海性気候というやつかなんて思っていた。

この電車からの眺めも最高で、ヨーロッパのイメージといえばこれだよという眺めが広がっていた。

電車に乗っていると次の乗り換え地であるニースに着いた。この駅からフランスの地に降り立ったことになる。

次の電車まで時間があったので駅を出てみることにした。行き先はマクドナルドである。

この旅の食事はほとんどマクドナルドにお世話になった。対面で注文しなくても機械で注文できてクレカが使えてある程度メニューが分かっているマクドナルドの安心感は大きかった。
マクドナルドを出て再び電車に乗る。

さらに次の乗り換え地であるトゥーロンに着いた。

ここからの電車がようやくこの日最後の電車である。
この電車からの眺めも良かった。

電車旅の醍醐味はここにあると思う。景色が良ければ移動時間も苦にならない。

そして、ようやくマルセイユに着いた。

駅前では市場があり小さなお店が出ていた。
夕方6時半前でこの明るさである。同じヨーロッパでも北ヨーロッパのハンブルクと南ヨーロッパのマルセイユではかなり気温が違っていた。

この日は1日移動日だった。ずっと電車に乗っているだけだがそれでも体は疲れるのでホテルでぐっすりと眠った。

24へ続く。

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