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ヨーロッパ旅行記8〜プラハ観光〜


目覚めた。疲れていたのでぐっすり眠れた。出かける準備をする。朝ごはんは昨日の晩ごはんと同じように薄い食パンとサラミを数枚食べる。なんせ持っている食料がそれしかない。ドイツはサラミやチーズなんかが安くて本当によかった。ハンブルクにいた時には、スライスされたものが何枚も入っているサラミを買い、毎日食べていた。日本に帰ってきて、サラミやチーズの値段の高さに驚いた。今度またヨーロッパに行くことがあれば、ワイン片手にサラミやチーズを飽きるまで食べたいと思っている。

準備を済ませ出発する。鍵は部屋に置いといて出て行けばいいと言われていたのでその通りにする。昨日調べた中心地ぽいところへとりあえず向かうことにする。正直、プラハの観光地のことはまったく知らなかった。マップを開いて観光地マークがついているところをまわりながら街並みを楽しむ。昼過ぎには、また電車に乗って次の国へ出発なので、時間が許す限り街を徘徊する。プラハでは少し雨が降っていた。友人に借りた折り畳み傘をさして、バックパックにカバーをかける。雨の日の観光はやりづらい。ヨーロッパはもうこの時期夏が過ぎていて結構天気が崩れるような感じだったけど、運が良かったみたいでこのヨーロッパ旅中で雨が降ったのはこのプラハ旅の時だけだった。

先輩も言っていた通り、やはり街中がきれいだ。ドイツとは隣の国だけど建物の雰囲気が全然違う。こういう中世的な街並みが好きな人は多いだろうなと思いながら歩く。日本人も結構いた。日本語を話す人がたまに通りかかると嬉しい気持ちになる。あまり日本人観光客が多いと鬱陶しいと思うこともあったけど。
以前も書いたが、この旅行記では観光地情報についてはあまり書けない。あまり観光地について調べていなかったし、観光地を訪れることよりもディープな体験をたくさんしたからである。
いくつか写真を挙げて振り返って見ようと思う。

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おもしろい建物があった。マップにこの写真が載っていてどういうことやと思っていたら実際にこんな建物があった。なんか有名な建物だった気がする。

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よく分からないオブジェ?があった。実際に見ると結構でかいので怖いし不気味である。これが芸術なのだろう。そう言い聞かせ何枚か写真を撮った。

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ビートルズの壁というのがマップにあったので来てみたらこの壁だった。なぜビートルズなのかは分からない。ビートルズが好きな友人に知ってるか聞いてみたが知らなかった。ハンブルクもビートルズの聖地なのでビートルズにはなにかと縁があった。

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街を歩いているとまあキリスト教関連の建物なんかがたくさんある。日本で見た数よりも多い十字架を1日で見たかもしれない。

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坂を上がって行き、街を見渡す。赤い屋根がきれいだった。

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坂を上がってすごそうな建物の前に来た。門のところに立っている2人の守衛さんは一切動かないのでおもしろかった。以前なんかそんな様子をテレビで見たことがあって、これのことなのかなとか思った。他の観光客の人が守衛さんの前で手を動かしたり写真を撮ったりするがほんとに動かない。僕も目の前で写真を撮ろうかと思ったけど、急に動き出されて撃たれたり、捕まえられたりしたら困るのでこの距離から写真を撮った。

こんな感じで、観光地なんかは全然知らなかったけど歩きだったので普通の観光客が見ないであろうようなところも見ながら街並みを見ることができたのでよかった。
駅へ向かう。もう雨もおさまっていた。

9へ続く。


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