明日から使える運動生理学 〜筋肉編 vol.2〜
こんにちは!!
イクサポです!!!
先週の運動生理学シリーズが好評で嬉しいですね!
前回は、筋肉の役割と骨格筋の構造と作用についてまとめました。
今回は、筋線維の種類と並び方についてまとめていきたいと思います!!
今回の部分は、実際に現場のトレーニングにも反映させることができるものです。
ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!!
それではいきましょう^ ^
お知らせですが、来週末は早稲田大学から外部講師をお呼びして、バイオメカニクスのセミナーをやるのでぜひご参加ください!!
速筋線維と遅筋線維
筋線維の種類には、大きく分けて3つあります。
1つずつ特徴を見ていきましょう!!
①速筋線維
筋の収縮スピードが速く、筋力やパワー発揮に優れている。
また、速筋線維には、タイプⅡa線維(FOG線維)とタイプⅡb線維(FG線維)のサブタイプがあり、タイプⅡb線維は、最も瞬発力に優れているけれども直ぐに疲労してしまう筋線維、タイプⅡa線維は瞬発力もあって持久性にも比較的優れている筋線維(タイプⅠとタイプⅡbの中間型)のことをいう。
※実際、タイプⅡb線維はほとんどヒトには含まれておらず、代わりに似た性質のタイプⅡx線維が存在していることが分かっている。
また筋線維の色を見ると、ミトコンドリアの中にあるミオグロビンという器官が少ないため薄いピンク色もしくは白色に近い言われている。
収縮速度はタイプⅡx が最も高く、遅筋線維の約4.1倍、TypeⅡaは約2.3倍ほどだとされている。一方、単位面積あたりの最大筋力は速筋線維と遅筋線維はそれほど変わらない。
②遅筋線維
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