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ウォーミングアップから競技特異性を考える。


こんにちは!

イクサポです!!

本日はウォームアップについて書いていきます!!


「競技特異的なウォームアップをした方が良い」


最近よくこんな言葉を耳にします。


確かに、スポーツによって動作は異なりますし、そのスポーツをする上での準備をするのがウォームアップと考えられるので、競技特異的なものにした方がいいというのも納得できます。

なので今回、ウォーミングアップではどんな内容がいいのか?そもそもウォーミングアップの目的はなんなのか?という部分も踏まえて、競技特異性について考えていきたいと思います!


それではいきましょう!!


ウォーミングアップとは?

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選手に運動や試合における精神的及び身体的な準備をさせること

とされている。

ここで重要なのは、精神的にも準備をさせるということである。
身体的な準備のみではなく、練習や試合に入る上でのテンションや雰囲気もこのウォームアップの中で徐々に高めていくことが重要である。

そして身体的な準備にはもちろん、精神的な準備においても競技によって違いが出る。

例えば、コンタクトスポーツであるラグビーと1球1球集中力を要する野球の精神的な準備は異なると考えられる。

ラグビーであれば、テンションをあげ、戦にでもいくかのような闘志剥き出しの雰囲気を作り試合に入っていく。

ニュージーランド代表の試合前のハカはその例として印象的である。

反対に、野球のように1球1球に集中し、駆け引きが求められるようなスポーツにおいてはテンションを上げすぎず、ある程度落ち着いた状態で試合に入る。

このように精神的にも身体的にも、競技により準備の違いがあり、それぞれの競技にあったウォームアップがあることが分かる。


ウォームアップの効果

<生理学的効果>

画像2

<パフォーマンス効果>

画像3

基本的にウォームアップという名の通り、目的は体温を上げることである。

筋肉や、身体深部の体温を上げ、身体機能が働きやすい環境を作ることが重要となる。

上記の図も含めて、以下の5つに分けて見ていく。

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