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【長く走るだけじゃない!】高強度インターバルトレーニングのスポーツ現場での効率的な使い方

こんにちは!

イクサポです!

今回は、

HITT(High Intensity Interval Training:高強度インターバルトレーニング)

について書いていきます!

皆さんも一度は耳にしたことがあるトレーニング方法だと思います。
しかし、詳しい内容や現場での使い方を知っていますか?

スポーツ現場では、持久力のトレーニングといえば長い距離を走るトレーニングが今でも多く行われていますが、HITTを用いれば効率的に持久力を上げることができるかもしれません。

それでは見ていきましょう!!


HIITとは?

HITT(High Intensity Interval Training:高強度インターバルトレーニング)のことであり、不完全回復をはさみながら高強度・短時間の運動(無酸素運動)を繰り返すトレーニング方法である。

スポーツ現場では多く用いられており、一番有名なトレーニングプログラムが、田畑泉教授が提唱したTABATA式プログラムである。

今では、TABATAトレーニングとして紹介されることが多いが、TABATAはHIITの中の1つの方法である。


HIITの効果は?

比較的短時間で有酸素エネルギー供給系と無酸素エネルギー供給系の能力を同時に向上させる事のできるトレーニング方法である。

田畑らの研究を参考にすると、

対象者:体育学を専攻している男子学生
群分け:①中程度の持久的トレーニング
   ②高強度インターバルトレーニング
プロトコル:① 70%Vo2max  60分 6週間
     ② 170%Vo2max 20s-10rest×8 6週間
指標:有酸素能力:Vo2max 無酸素能力:最大酸素借
結果:②の方が、Vo2maxが7mL/(㎏·分)増加し、無酸素能力がトレーニング前と比べて28%向上した。


また、別の観点から見ていきましょう!!

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