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明日から使える運動生理学 〜筋肉編vol.1〜

こんにちは!!

イクサポです!!

さて、2日間スポーツ現場に出て、肌が真っ黒です笑
毎年、このあたりからガングロギャル以上の黒さになります。

みなさん、肌は大切ですので日焼け止めはしっかり塗りましょうね!!


先週出した明日から使える運動生理学が好評だったので第2弾です!!

今回のテーマは、、、

『筋肉』

です!!


・筋肉の役割 
・骨格筋の構造と作用

まずはこのあたりをまとめていきますね!!

筋肉については書くことが多いので3部構成でいきます!笑

目次


正直、すべて学校で習った内容だと思いますが、スポーツ現場でこの知識を使う場合にどう使っていくのかという視点で書いていきます!!

それではいきましょう^ ^


ちなみに先月からAscendersカレッジという企業が運営するトレーナー養成校で運動生理学と運動学・動作分析を教えています。

現場で即戦力となるトレーナーになりたい!!という方はぜひTwitterのDMからご連絡くださいm(_ _)m




筋肉の役割って何?


簡単に書くと、筋肉の役割は5つあります。

①身体活動を可能にする
②姿勢の維持
③熱生産
④身体の保護
⑤内分泌器官

参照:スポーツ・運動生理学概説. 昭和出版: 東京(2011).


私たちの身体は筋収縮により、動いています。
四肢を動かすのはもちろん、心臓も内臓もすべて筋肉が動かしています。

また、人は重力を常に受けています。
その重力に負けないように身体を支えているのも筋肉です。

重力に拮抗している抗重力筋と呼ばれる筋群が弱いと、重力に耐えきれず姿勢が悪くなったり、腰痛を引き起こしたりするのです。

抗重力筋

引用:http://therapistcircle.jp/koujyuryokukin/


筋肉は体温調節にも貢献しています。人間は、外気温がどんなに暑かったり寒かったりしてもほぼ同じ体温に維持する機能(ホメオスタシス)を持っています。

体温を一定に保つためにエネルギーを利用することで熱を生み出さないといけません。この熱生産に一番貢献しているのが筋肉なのです。

熱を生み出す貢献度合いは、筋肉が約6割、肝臓や腎臓が約2割、褐色脂肪細胞という組織が約2割となっています。

筋収縮が生じる時を考えると、ATPをADPに分解して熱を生み出しています。

他にも筋肉がついていることで、骨や内臓は保護されています。アメフトやラグビーのようなコンタクトスポーツの選手を見ると、筋肉隆々の選手がほとんどです。

筋肉をつけることで、相手と衝突した時の衝撃を緩和し、怪我をしないようにしています。
そのため、コンタクトスポーツ以外でも接触性の怪我をよくする選手を見たら、傷害予防のトレーニングを行うだけでなく、体組成(体脂肪率や筋肉量)をチェックして見てください!

ここまで、①〜④を説明してきました。これはほとんど復習の内容でした。


それでは、⑤はどうでしょうか??
筋肉が内分泌器官!!!???って思った方も多いでしょう!

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