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【そのサイズ子供に合ってますか?】スキルの習得に役立つスケーリング戦略の全て

こんにちは!!

イクサポです!!

本日は、先日ツイートしたこちらの内容について、スケーリングという観点から話をしていきたいと思います!!

技術がなかなか身に付かない

と悩んでいる親御さんや指導者の方も多いと思います。
練習すればするだけ技術が身に付くと思いがちですが、実はそんなこともありません。

反対に少し工夫をすれば、飛躍的に競技スキルが伸びる可能性も大いにあります。

今回は、競技スキルの向上に繋がるスケーリングについて詳しく書いていきます!!

それではいきましょう!


スケーリングとは?

スケーリングとは簡単に言うと、

子どものサイズに適した用具やプレーエリアを設定することを指します。

例えば、サッカーで言えば、小学6年生までは8人制でコートサイズも68m×50mと大人用のコートの約半分と小さく設定されています。

またボールサイズに関しても、小学6年生までは4号球を使い、中学1年生から5号球を使用するようにされています。

他の競技団体を見ても、スケーリングを採用しているところは多く、多くの国際競技団体では、10歳未満の子どもには対して適切な範囲のプレーエリアを提供するように呼びかけています。

スライド1

また各競技団体が推奨するコートサイズと年齢の関係を示したのが以下の図です。

画像1

サッカーやテニスが段階的にコートサイズを広げていくのに比べて、オーストラリアンフットボールやバスケットボールはある年齢で急激にコートサイズを広げています。
ただ共通して、10歳前後でプレーエリアを広くしている傾向にあります。


それでは、なぜこのようにスケーリングしていく必要があるのでしょうか?


スケーリングの効果

スキル習得のスケーリングの効果として4つの要因があげられています。

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