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【未知の領域】運動能力の差はどこからくるのか?

こんにちは!
イクサポです!!

まず、記事の前に1つお知らせです!
NOUS FOOTBALLさん主催のサッカーのセミナーに講師として登壇します!!

セミナー内容としては、

『構造化の概念から考えるフィジカルトレーニング』

FCバルセロナが長年使ってきた構造化のメソッドを元にフィジカルトレーニングをサッカーの現場でどのように作っていくのかについて話します!!

指導者の方はもちろん、フィジカルコーチやトレーナーの方々もサッカーのフィジカルトレーニングを改めて考えるいい機会になると思います!!
ぜひご参加ください!

【お申し込みはこちら】


さて今回は、子供の運動能力について書いていきます!

スポーツ現場で子供たちを見ていると、

『なんでこんなに運動能力に差が出てくるんだろう?』

と思ったことありませんか??

この差を考える上で重要なトラッキングについて、運動能力の中でもどの能力に差がついてくるかについて今日は書こうと思います!

それではいきましょう!!


運動能力の定義と分類

運動能力を予測する前に、簡単に定義をしておきます。

運動能力というのは、身体能力とは異なります。

身体能力:体力的要因+形態的要因
運動能力:身体能力を用いて複雑な動作やスポーツを行うために必要な能力

このように定義できます。
つまり、運動能力を高めるためにはそもそもの身体能力である体力や形態も伸ばしていく必要があるということであり、この部分の差が運動能力の差に大きな影響を与えていることも理解する必要があります!

そのため、一概にコーディネーショントレーニングをしたらみんな動きが良くなるか、運動能力が高くなるかと言われたらそうではないのです。

次に運動能力の分類について話をしていきます。
運動能力は主に3つに分類できます。

基礎的運動能力は基本的にどのスポーツや動きにもベースとなる能力になります。この能力は、専門的に競技を始める前に培っておきたい能力です。

専門的運動能力は、競技に必要な運動能力になります。サッカーであれば間欠的な持久力やスプリント能力が必要になってきます。

最後に個別的運動能力というのは、それぞれ個々の選手が競技中に発揮するパフォーマンスを作る能力になります。例えばドリブルが得意な選手であれば、ボールを扱うスキルや切り返しのスキル、相手とのタイミングなど、その選手個人がするプレーに紐づく運動能力になります。

このように運動能力にも分類がありますが、今回主に注目していくのは基礎的運動能力の部分になります!!


運動能力の持ち越し効果

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