見出し画像

消滅可能性都市と言われて怒る前に

先日話題になったこの話

要は年齢や性別の比率等を根拠にしたデータを基にして割り出したもので、一定世代の女性が少ない場合、消滅する可能性のある自治体があるという警鐘も兼ねていた。

案の定というか、消滅可能性自治体となった場所の市町村長の受け止め方は様々だが、その消滅可能性自治体と言われた地元に限って言えば、なぜかお年寄り達の反論が目立っていた。と言ってもそのほとんどが精神論的なものなので正直説得力にならないが。

怒るのはわかるが、地元に残らない理由の多くはやりたいと思った仕事がないから出て行く。要はこれなのである。雇用を増やす事が過疎化対策の一歩だと思うが、以前書いたとおり、大きな工場を2・3軒造ってはい終わりではないのだ。本人の意向を考えずに無理にでも地元を出て行かせようとしないのは、かえって過疎化になる危険がある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?