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廃止を受けて香取市が発表した交通体系

昨日書いたこの話

同日、香取市が10月以降の交通体系について発表があった。

これによると、今まで走っていたコミュニティバスは一部を残して廃止し、佐原・小見川の市街地を中心に走るように再編される。そして郊外への交通はデマンド交通になり、利用者登録して予約しないと乗れなくなる。

なお、この中で大倉線についてはJR成田線と並走している事や、利根ライナー号のうち佐原駅北口ー銚子駅のみの利用が既に可能になっている事もあってか、廃止に伴う代替は用意されていない。

これを見た瞬間、ついに来るべき時が来たか…という感じであった。というのも旧佐原・小見川・栗源・山田とも既に1990年代半ばくらいには乗客がほとんどいなくて、いつ廃止になってもおかしくない状態だったからである。廃止された場所はコミュニティバスが走るようになっていたので、なんとか維持できていたのかな?とは思っていたが、市町村合併やその後の需要の変化でこうなったのかもしれない。

バスの廃止は残念だが、地元民がこのような状態にしてしまったと考えるとやむを得ないのかもしれない。もちろんこれはモータリゼーションと一言で片づけられない事情があるんだが長くなるのでまたの機会に。

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