9台目 とうとうフラッグシップだZ9!

購入前夜

 2021年秋に衝撃的な機種が発表されました。その名もZ9
 UNSTOPPABLEな機能を持つニクいあんちくしょうです。
 発表時はコロナ下ということもあり全てがネットで行われていたのですが、地方民の自分にとってはかえってありがたく、Nikon公式写真家夫婦上田家ふぁらおチャンネルなどのYOUTUBEを見てテンション上げまくってました。
 みんないい笑顔で連射音を響かせながら、アレが凄い、こんなこともできるようになった、Zレンズの性能を生かし切って人も鳥も風景も鉄道も飛行機もなんでも撮れるって大騒ぎでした。
 実際のところ、Z9は自分の使い方ではオーバースペックだし、縦グリップは必要ないのでZ7Ⅲとかに機能が降りてくるまでもう少し待つかとも思いましたが、Z7の時に思っていた不満点を全て解消してくれる機種だったので、思い切って予約しました。
 11月2日の予約日当日は直前に仕事の電話が来て焦ったのですが、なんとか10時にネットショップにログインすることができました。
 しかし、キタムラもマップもヨドバシもどこもかしこも激重で回線落ちを何度か受けましたが、なんとかキタムラで予約完了することができました。ついでに待望の24−120100−400も注文しておきました。総額約100万円!
 あ、あとZ9の重さに負けないように、鉄アレイ持って腕力トレーニングもしてました。

いよいよZ9到着

 Z9は当所年内発売予定で最終的には2021年12月24日発売でしたが、キタムラのネット注文は四国から発送のため、どれだけ急いでも到着は翌25日になります。
 到着ツイートや開封動画を見て悶々としていましたが、現実世界はさらに非情で、大雪で数十センチの積雪となり、配達ルート上の他県では高速が止まる可能性もありました。
 25日当日も除雪は大変だったし配達も遅れてくるしで、ようやく手元に来たZ9は箱ごと冷え切っていました。
 結露しないようにゆっくりと室内に入れ、徐々に温めたこともあり、実際に箱から取り出せたのは夜になってからでした。
 もちろん無駄に連射してそのUNSTOPPABLEな能力を楽しみ、ネットにアップされてる開封動画や設定動画をみながら深夜までいじくっていました。

Z7と比べて大きくなったと言うことは

 Z7に比べて体感で倍くらいの大きさになったので、持ち運びのためにリュックだバッグだと新規に購入する必要が生じ、また秒間20連射を維持するためにはXQDカードからCFexpressカードへ更新する必要があるなど、また新たな経費が発生しました。
 この辺からは発売直後の製品を少しでも安く手に入れられるように、SmallRigPeakDesignの製品は海外から直接購入していました。

購入してからの運用方法とか雑感とか

 高い買い物だったので、貧乏性の自分としてはなんとしてでも元を取りたいと思います。
 購入経費を実質無料にするためには毎日持ち運んで写真を取る必要があるので、通勤に使えるバックパックとかポーチを探してみましたが、さすがにZ9を毎日持って歩こうとしている人は少ないらしく、なかなかこれと言ったものが見つかりません。
 結局通勤には以前から所有しているPeakDesignのエブリディバックパックZIP20Lを使用するようになり、MC50+24−120とか50f1.2とかその日の気分で持ち歩くレンズを替えながらスナップを撮るようにしています。
 Z7に比べて大きく重くなりましたが、重量バランスがいいのか実際に運用してみると割となんとかなるものです。
 地域イベントなんかを撮りに行く時はデカいのを持ち歩くため、報道の人と間違われたりするようにもなりました。
 ピアノの演奏会等の音を出してはいけない系でもサイレントモードはあるし、シャッター音を最低レベルにすれば近くの人にもほぼ聞こえないため、許可があれば割と自由に撮影することができます。
 大きさ重さも今ではもう大分慣れました。グリップが深くて持ちやすいので、1時間程度の散策やイベントなら50f1.2や70−200をつけていてもストラップをつけずに常時手持ちでやってます。

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