確定拠出年金、NISA、iDeCoは100%「全世界株式インデックス」or「先進国株式インデックス」or「米国株式インデックス」でOK

確定拠出年金、NISA、iDeCoなどの口座は利益に対する課税が免除されるため、大変お得な制度です。

これをフルに活用するにはどうすればよいでしょうか?

それは自分の投資ポートフォリオの中で最もハイリスクハイリターンな投資商品をこれらの口座に集めることです。ハイリスクハイリターンの商品は一般的には一般的には株式となります。資産のうち何%を株式に割り当てるべきかは年齢やリスク許容度によって10-70%まで幅があると思います。もし総資産が1000万円でリスク許容度が30%であった場合は300万円を株式に投資することになりますが、確定拠出年金、NISA、iDeCo口座に投資できる金額の総額が300万円を下回る場合は、これらの口座ではすべてを株式に投資した方がよいということになります。

確定拠出年金、NISA、iDeCoの口座で投資できる商品のうち、最もハイリスクハイリターンな商品は、一般的に「全世界株式インデックス」「先進国株式インデックス」「米国株式インデックス」「新興国株式インデックス」になります。NISAは個別株にも投資できますが、個別株はリターンも高いですが、10年を超えるような長期で運用するには向いていません。10年後の世界が発展を続けることを信じることは可能ですが、たとえトヨタのような会社であっても10年後も発展を続けているとは誰も自信はないと思います。ですので、インデックスに連動した株式がよいと考えます。また、新興国株式はときに先進国株式をアウトパフォームすることはありますが、長い目で見ると先進国株式の方がよいと思います。

例外は、最初に書いた、リスク許容度が、これら口座の投資可能額総額を下回る場合です。例えば50歳以上でこれからこれらの口座での投資を始める方で、リスク許容度のとても低い人になります。これらの口座をすべてリスク資産で運用すると、許容度を超えてしまいますので、一部は先進国債権などにした方がよいかと思います。

アメリカ株の場合、暴落直前など最もタイミングの悪いときに投資した場合でも、12年以上投資する場合はリターンが上回ると過去の統計から出ています。そのため40歳台以下であれば、基本的には「全世界株式インデックス」or「先進国株式インデックス」or「米国株式インデックス」のどれかを100%でよいと思います。



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