世界の仕事観と日本の仕事観
最近知り合いに「徹夜で仕事頑張ってるアピール」をされて、すごい気持ち悪いなと思いました。長時間労働とか残業をすることが美学になってるのは日本だけ。なんでこうなったのかを海外の仕事観と比較しながら見ていきましょう。
客観的な意見を書くように努力していますが、個人の意見も少々含まれていることをお許しください。
まずは日本の仕事観
年功序列・終身雇用の影響もあり、日本人はかなり安定志向が強いです。
言い換えれば仕事において現状維持をしてしまいがちということです。
日本人は「辞める」ということにマイナスイメージを持っている人が多いと思います。仕事を辞めたいと言ったら「3年間はやってみたら?」とか「まだ本当の楽しさ知らないだけだよ。」返してくる人多くないですか??(実体験)特に、海外滞在経験がなく親や周りの意見に合わせて大学に進学し就職する、ステレオタイプ的人に多い。
そういう人って評価基準が成果じゃなくて頑張ったかどうかで、とりあえず根性論に逃げがちなんですよね。その根性論が長時間労働や残業の美学を形成していると私は考えています。
外国ではどうなの??
日本人は安定を好み、現状維持する人が多いですがほかの国はどうなんでしょう。
ここからは国ごとの仕事観を見ていきましょう。
①アメリカ
自由の国アメリカは転職率がかなり高く、組織よりも自分の利益を優先する文化です。辞めたいならすぐ辞める人がほとんどで、会社での人の移動が日本の比ではないそうです。
国のトップがアメリカンファーストって言ってるくらいですからね(笑)自分を優先する人が多いです!
②フランス
フランス人は1つの会社でできればずっと働きたいという点で、日本と似ています。
が!!フランス人はなんと年間約120日の休みがあります!
は???って感じですよね。
フランス人は休みたいがために国民がストライキを起こしてきた歴史があり、休日を勝ち取るための努力をしてきています。(笑)
もちろん時間外労働はしませんし、仕事の生産性は高いです!
③ベトナム
ベトナムは休日が年間9日と少ない上に、1週間に土曜の午後と日曜日しか休みがない、勤勉な国です。
ベトナム人は家族ファーストです。
家族のためなら稼ぐためになんでもやるし、長時間労働もやります。なのでベトナム人はとにかく給料を重視します。
アパレル系のお店に行くとわかりますが、勤務中でもお客さんが店内にいなければ、座ってスマホゲームをしています。かなり楽ですよね(笑)
日本でやったらぶっ飛ばされますね。(笑)
④韓国
実は韓国人は転職をめちゃくちゃします。韓国は、大学受験から先はガチガチの競争社会です。
実力のない人間は相応の仕事にしかつけないので、みんな頑張ります。
ライバルに負けないように全員がスキルを磨いているので、組織に依存しない個人としての価値を重視している傾向が強いです。
日本とは全然違いますね、ずっと競争をする人生は疲れそうです。
まとめ
国ごとに全然違ったスタイルがあっていいですよね。
海外と比較すると日本は時間あたりの生産性が低いですね。
頼まれたら断れない国民性が無駄に仕事を増やして、それが長時間労働につながっているのかもしれません。
社会人は労働時間ではなくて成果で評価されるべきです。
もう長時間労働・残業頑張ったアピールはなくなってほしいです。
退職でお困りの方はこちらを参考にしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?