教師の労働環境はASEAN最下位。日本の教師の現状を調査!
日本の教師の労働時間はOECDの34か国中、最長です。
この記事ではそうなっている主な要因を説明します。以下の3つです。
・長すぎる労働時間
・長期休みがない
・部活動の引率
この記事を読めば日本の教師にどれだけ負担がかかっているのかわかります。
長すぎる労働時間
まずは世界の教師の1週間の平均労働時間を見ていきましょう。
教師の主な仕事内容は授業・授業の準備書類・作成です。日本の場合、部活動が加わります。
日本の教師の労働時間は世界から見てダントツに長いです。イギリスは日本と少ししか変わりませんが、夏休みやクリスマスなどの長期休暇がある点が違います。
現状では教師の仕事量はどうしても多くなってしまいます。教師の負担をできるだけ軽減するためにも作業の効率化や無駄な会議・書類作成を省くなどのシステムの改革が必要です。
新しい取り組みをする学校も出てきていますが、まだまだ少なく、学校ごとにバラつきが出てしまっているのが現状です。
長期休みがない、休みも少ない
日本は基本的に週2で休みはありますが、連続の休みがかなり短いです。
(教師に限った話ではないですが、、、)
こうして見ると日本は長期休暇が少ないですね。リラックスできる時間が短いのが日本の労働環境の悪いところですね。
教師は普段から休日返上で働くことも多いので、子どもが学校にいない夏休みくらいは多少休みはあってもいいのではないでしょうか。
部活動の引率
最後に部活です。もう夏休みが丸々消えていきますよね。
海外で学生がスポーツをやる場合、学校に部活はないので学外のクラブに行くのが一般的です。世界で部活動があるのは日本、アメリカ、イギリスくらいです。
日本は特に部活動の種類が多く、教師が監督しているのが特徴です。アメリカは日本とほぼ同じ部活動の文化がありますが、外部のコーチが指導を担当することが多く、先生の負担は比較的少ないです。
普段からたくさんの仕事をこなしている上に部活動の練習、試合と更に増えます。明らかに教師の負担はえぐいですよね。外部のコーチを日本も雇って教師の負担を減らすべきでしょう。それができないならせめて部活中は残業手当をあげるべきではないでしょうか?
まとめ
日本の教師がどれだけ過酷な労働環境にいるかが分かってもらえましたか?
私はネットや本から情報を集めただけにすぎず、現状はもっと悲惨かもしれません。私たちにできることはまず知り、そして意見を社会に伝えることです。現状を知るための第一歩としてこの記事が役に立てばいいなと思っています。
退職でお困りの方はこちらをご覧ください。
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