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【出世編】まさ君の人生挑戦記 Vol.1~会社の階段を上る方法~

出世編の概要

皆さん、こんにちは。今回は転職で(或いは新卒入社でも)自分の性格や特性(得意なコト)に合っている業界に就職したとして、その業界で「出世するには?」という話を書いて行きたいと思います。

・自分に合った仕事に巡り合う為に、どの様に仕事を見つけるのか?
・合っていないとしたら、どの様に転職活動を進めて行けば良いのか?
という話は【転職編】で書いていますので是非ご一読ください。

私は自分が楽しいと思える要素がある仕事であれば「出世していく事」は、そう難しいコトでは無いと思っています。私は食品小売業という業界で働いてきましたが、一般社員からスタートをして新規事業担当者やバイヤー(仕入担当)、店舗責任者(店長)、事業責任者と会社の出世階段を上ってきました。

その間に起こった様々な出来事や、上手くいった戦略をこれから皆さんに共有していこうと思います。特にまだ社会経験が無い若い方には、「そうしたら、こうなるんだね」という様な再現可能な考え方や動き方もあると思いますので参考にして頂けると嬉しいです。

あと、実はこれが一番参考になる事なのだと思いますが、「こういう事を言っている人は、結果として出世できていないなぁ」という人がいますので、まずはそれからお伝えしようと思います。

出世していない人の言動

これまでに多くの人を見てきて思うのは、出世していない人は共通し、自分が評価されていない現状・仕事が上手くいっていない現状を「会社のせい」「上司のせい」にして心の折り合いを付けている場合が多いです。

実は、私は基本的に会社に全く期待していません。何かあった時に助けてくれるとも思っていません。社員は使い捨てで、特に何かの責任者になったら上層部の人が責任を取らずに済む為に責任を取る現場責任者を置いているという”真実”を知っています。

例えば、ある店舗でサービス残業が常態化しているとします。そこに新しい店長としてあなたが赴任したとして、それが会社の仕事を全うする為や今まで常態化している事が原因であったとしても、発覚した場合に行政処分を受けるのはあなたです。「しないようにする権限を店長は持っているでしょ」で終わりです。これを聞いて「おかしいでしょ!」と憤る人は出世できません

何故か?そのような責任をも取る覚悟を持っている人しか出世させてもらえないからです。理不尽な状況でも言い訳を呑み込んで「分かりました」と言える人かどうかを会社は見ていて、出来るなと判断したら出世の辞令を出すのです。そのリスクを背負ってでもその責任者という任務を担う覚悟を持っている人しか出世できないのです。責任を取りたくない人に責任者の席を預ける理由は1ミリもありません。

・出世していくと、”当たり前”ですが責任が重くなります。
・出世していくと、上層部からの強い指示・命令が下りてきます。
・出世していくと、言う事を聞かない部下が沢山います。


それでも責任者となり出世を果たし、人より高い給与&高いレベルの仕事を担うのか、或いは責任の無い代わりに低い給与&誰でもできる仕事をやり続けるのか、どちらの道を行くのかハッキリするべきなのです。どちらも必要な仕事ですし、正解はありません。

楽で、年を取ったら出世して、嫌なコトはしなくて良いという会社は私の知る限りありませんし、あってもその会社はそのうち潰れてしまうでしょう。

仕事が大変な分、解決しようと考える・悩みながら勉強する・試行錯誤を繰り替えす。その結果、上手く行った時の感動はそれまでに無いものですし、人間として成長します。会社の悪口や上司の悪口を言っている人が、そのうち成長するとは思えません。嫌な上司が居るのであれば、それ以上の責任を背負って、その人を追い越せばいいのですから。

出世する人のマインド

私がそうなのですが、出世する人は責任が重くてもいいから出世したいと思っています。責任が重いのに何故その様に思うのか?その問いには、4つの答えがあります。

①出世をする事で家族を楽にする事ができる・・・収入UP
②多くの部下を操るチームを率いたりと、高度な仕事の経験が出来る
②履歴書の価値が上がる・・・将来の夢があれば、一歩近づける
③所詮仕事なので責任の程度も知れている・・・命を取られる訳ではない。責任の程度も知れてます。犯罪をしている訳では無いのですから。

結果、メリットの方が大きいと考えています。若い方には知っておいて欲しいのですが、高い役職に就けば就く程、高次元の情報が見れる様になります。業界の情報・会社内部の情報。皆知りませんが、役職に応じて接触できる情報レベルが違います。情報格差で上司は仕事を推進するのです。

また使えるお金の額が違います。会社から自由に使ってよい予算が付いたり、新規事業や仕入れ担当になると、会社の窓口として数百万円の取引の決裁権を持ち、お取引先様からはその権限により優遇されます(良いか悪いかは別の話)。

その様な高度な情報や会社のお金の運用を担う人は、やはりどんな状況でも責任を取る覚悟を持つ人にしか託せない会社の考えも理解できます。

結論として、出世するか・しないかは、その人の覚悟次第という事です。
日々の仕事を通じて、或いは人事との面接で、その覚悟を伝える事が出来れば出世をする事ができると思います。

さあ、あなたはどちらの道を選びますか?
それは、全く自由なのです。


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