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台湾旅行記⑤(2日目:忠孝新生駅から西門へ)


お茶休憩@忠孝新生駅周辺

待ち合わせよりほんの少し早く着いたので近くにあったカフェに入る。Googleマップによれば日本料理を出す定食屋・・・?若い店員さんがのんびりしているような慌ただしいような不思議なスタイルで働いていた。清潔感のあるおしゃれカフェ的な雰囲気。

「栄養バランス満点の定食専門店」・・・ナチュラルな日本語
メニューはいつもの通りGoogleグラスで解読。カウンターの綺麗なメニューを撮れば良かった。
暖かい甘味のスープ、紅茶のマグカップはかなりデカい
家族の頼んだプリン。表面はバーナーで炙っていた。パリパリ。

紅豆抹茶白玉と厳選 斯里蘭卡紅茶(厳選スリランカ紅茶)、家族は手作焦糖烤布蕾(手作り焦しキャラメルプリン)と特製炭火焙煎の珈琲を頼んだはずだったが、あとからレシートを見ていたら352TWD(1760円)になっていたのでたぶん店員さんが計上し忘れた模様・・・。気付いたら待ち合わせ時間ギリギリになってしまっていたので慌てて出てきたので気付かなかった。

紅豆抹茶白玉は暖かい抹茶と熱々の白玉、冷たい餡子の不思議な食べ物だった。

訪問、そして西門へ

先生の事務所を訪問してひとしきりまたご挨拶とお話をさせていただいて、義母へのお土産とお手紙をいただいて一旦ホテルに戻った。

故宮博物院北院での戦利品

故宮博物院で買い込んだお土産。合計4,259TWD(21,295円)のうち、マグカップとピアスが価格の殆どを占めているので散財というほどでもないかもしれない。
マグカップは旅行に行くと2人のお気に入りを買うという習慣があった。今回はランチタイムの時に購入を決定。飲み口のあたりも良いし、大きさもデザインも最高。アクセサリーもどこか滞在中には買おうと決めていた。本当は翡翠の美しいデザインのなにかが良かったのかもだが、まあ2人で行った記念としては故宮博物院関連のものは良い。

義母を始めとした親戚へのお土産と自分たち用のお土産
自宅用。マグカップは1つ600TWD(3000円)、ピアスはステンレスで1680TWD(8400円)

西門に行こう

夕方から夜にかけては國府記念館駅のあたりをうろうろすると良いとアドバイスをいただき、松山文創園区や101のあたりに行こうかな・・・と思いつつも、2人のGoogleマップを見ると西門あたりに沢山チェックがついていて、このままだと訪問しなさそうなエリアになっている。

お勧めエリアに行きたいものの、夜市にも行ってみたいし、結局ホテルに荷物を置いてから西門に繰り出すことにした。

杏仁豆腐のかき氷(杏仁好きには最高の店)

西門に行こう、となると気になるのが杏仁系スイーツの専門店。滅茶苦茶杏仁豆腐が好きというわけではないが、専門店となると行ってみたくなる。そしてかき氷が食べたい。

杏仁の文字に惹かれていく
中途半端な時間で店内は空いていた
杏仁系のメニューがひたすら並んでいる

悩んだものの、マンゴーかき氷も食べたいので、杏仁かき氷を2人で1つをシェアすることにした。杏仁かき氷に杏仁豆腐、それにトッピングをひとつ選択できるという170TWD(850円)のセットを1つ注文。

冬には暖かい杏仁豆腐も食べられるようだ

しかし運ばれてきたのは単に白いかき氷・・・。杏仁豆腐とトッピングのピーナツは後から来るのだろうかと思うも、その気配がない。お店の人に声を掛けたら、中にあるよ、と笑顔で教えてくれた。

杏仁豆腐は別添えではなく、かき氷の下にあったわけだ。ピーナツも上にかけるものとばかり思っていた。ボリュームはかなりあるので、1人で完食したいなら温かい飲み物があった方が良いだろう。

この白いかき氷全部が杏仁豆腐の味がする
食べていると下の方に杏仁豆腐とピーナツが出てくる

杏仁豆腐が好きだったら絶対お勧め。杏仁茶も飲んでみたかったなあと後から思った。よく考えると歩き回り疲れ果ていて、思考力がかなり低下していたと思う。

西門町夜市

そして杏仁かき氷を堪能した後は若者の街といわれる西門の夜市へ。雨の中、若い人が確かに沢山いた。

西門町夜市

阿宗麺線

お目当てのお店はここ、阿宗麺線。義理の妹さんからおすすめの店と聞いていた。雨の中、とても混んでいるので目立つ。持ち帰る人も多いが、食べていく人は皆、軒先に身を寄せ合って食べていた。

雨にもかかわらず絶え間なく行列していた
お店の人は手際よく麺線を注いでいく、パクチーの有無を聞かれる
小さいサイズを注文、味変用のソース置き場がある

スモールサイズで60TWD(300円)。注文後にパクチーの有無を聞かれたが、私たちはアリでお願いした。鰹だしのとろみのあるスープ、モツ、パクチーが雨とかき氷で冷えた身体を温める。最高では。
麺類だが渡されるのはレンゲのみ。気になる人は割り箸があってもいいかもしれないが、細くてクタクタの麺にとろみのあるスープなのでレンゲだけでも食べられる。
座るところが数席あったが、ちゃんと飲食スペースがあったら混雑するし、値段と回転を考えるとこんな感じでちょうど良いのかもしれない。

文房具屋さん

台湾にはすごく文房具屋さんが沢山あり、お土産にも良さそうな可愛いグッズや旅行中に足りなくなったケーブルや袋などを買えるのでとても便利。
ここでは買わなかったが、飲めるポストカードはほかで見なかったので買っておくべきだった。

飲める?と驚いた。パウダー状の飲料の素が入っている。
ちょっと工作要素を含むお土産は親戚のお子さんへのお土産にも良さそう

面白Tシャツ

雨の中でも台湾の道は歩きやすい。歩道の上にはたいていの場合、雨除けになるひさしが出ているからだ。そこにたくさんの飲食店や出店が連なっている。
日本語や繁体字、韓国語の面白Tシャツも溢れていた。ここでも歩きすぎて疲れ果てていて買いそびれたが。確か1枚200TWD(1000円)くらいだった気がする。

疲れ果ててなかったら買ってたと思う
「レモンねこ」「けんこう」ひらがなが妙に可愛い
地元の学校の制服まで売っていた

揚げ物屋さん

台湾は行列になっているお店が美味しいとは聞いたが、とにかく並んでいたのがこのお店。どういう店か分からないままみていたが、どうやら大量に並んでいるものを紙に書いて注文すると揚げてくれるらしい。唐揚げ専門店。
通りかかった人が「美味しいよ」的なことを告げてくれるものの、揚げ物をここで食べたら何も食べられなくなりそうだなあと諦める。
滅茶苦茶美味しそうなのでいつか食べに来たい。揚げ物が耐えられる胃袋の状態を維持しているうちにまた来たいなあ・・・口コミに寄ればニンニクがきついらしい。

紙と鉛筆は常備されていた、持ち帰りの人も多い
ちょっと歩いた先にも同じような店がいくつかあった

猫カフェ

マンゴーかき氷が食べたい、という欲に駆られて夜の町をうろついていると、猫カフェっぽい店を発見。出入り口で靴を脱いで入ると猫さんがいるところでご飯が食べられる模様。
帰国してから改めて調べてみるとどうやら猫だけでなく犬もいる時間制のレストランっぽい。面白い形態だなあ。

奥に猫さんがチラリと見えた

そしてマンゴーかき氷

マンゴーは私の大好物である。ということで、まだマンゴーの季節には少し早いと言われつつもマンゴーかき氷を早いうちに食べておきたかった。食べられるタイミングで食べておかないと食べ損ねる。などと言い訳をしてマンゴーかき氷の店にたどり着いた。
近所にかき氷の店は他にもあるようだったが、店の前で客引きしていた男性従業員の方もフレンドリーでここに即決。

雨の中マンゴーかき氷を求めて。
メニューと水性ペンを渡され、テーブル番号と注文するメニューを記載するスタイル
氷までマンゴーのマンゴーかき氷にマンゴーの果肉とマンゴーアイスを乗せたもの

2人でマンゴーかき氷をつついて疲労困憊の夜は更けていく。美味しいね、と繰り返して。そりゃあ、タクシーに乗って目当ての店に乗り付けてパッと食べれば楽なんだろうが、お互い町歩きが好きで、あれこれ店や人々を眺めて会話をしながら目的地に行くのが好きなので、疲れてもこれが醍醐味なんだよなあ・・・


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