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起 私の思い My Purpose 「幸せ」

◆究極の目的は、『「幸せ」と感じて生きたい』ということ

私は、「幸せ」と感じて暮らしたい。それが、究極の目標だと思っている。
それって、私だけでないと思う。
だって、みんな、自分が幸せになりたいって思って、生きてるんじゃない?きっと、そう思う。例外なく。
ただ、問題は、その「幸せ」が何か?ということ。そして、その「幸せ」というものが、一人一人異なるだろうということ。

◆じゃあ、「幸せ」って何なの?(一般論)

「幸福学」という学問がある。
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210724
 
この学問によると、データ解析から得られた一般論として、「自己実現」、「関係性」、「挑戦」、「個性」の4つの要素が高い人は、ウェルビーイング度が高い、つまり、「幸福」度が高いことが多いとしている。
 
他にも、世界的なポジティブ心理学の権威、セリグマン教授が提唱したPERMA理論でも、ウェルビーイングを高めるための要素として、P (Positive Emotion)、E (Engagement)、R (Relationships)、M (Meaning)、A (Achievement) 5つを挙げていますが、これらは、上の4要素と重なり合う。
ここでは、さしあたり、日本人である慶応大学大学院の前野隆司教授が提唱する、理論に沿って考えていきたいと思う。

◆その「幸福学」、本当?(具体例で考える)

ここまでは、あくまでも一般論であるので、人によって異なるだろうし、誤差のようなものもあるだろうと思う。また、必ずしも、4つの要因のすべてが高くある必要はなく、また、個人によって、最適なバランスがあり、それは当然異なると考えられる。
 
そこで、試しに、最近、自分が「幸せ」と感じた場合を思い起こし、具体的に考えてみたいと思う。
その例として、以下の3つの経験について考えたい。
・自分が成功する、成果を上げる:タイボクシングの試合を終えた時
・家族の幸せを分かち合う:子どもがクラブで活躍したり、いい成績を取った時など
・他人のポジティブな話、活動を知る:大学院の先生、友人と語りあっている時
 
○自分が成功する、成果を上げる:タイボクシングの試合を終えた時
「やりきった」達成感⇒目標の実現、自己実現
仲間との練習、切磋琢磨、観客の応援⇒仲間とのつながり、高揚感、連帯感、相互影響、相乗効果・・・ポジティブな関係の構築
「つらい」練習、「恐怖感」の克服⇒立ち向かう、乗り越える挑戦をした
自分が好きなこと、好きなシチュエーション⇒強制でなく、自分の興味、関心、性質から求めるもの、個性を尊重、優先
 
○家族が成功した時:子どもがクラブで活躍、いい成績を取ったなど
家族が喜ぶ姿が自分にも影響を与える⇒自分も頑張ろうと思い、意識が高揚、自己実現、挑戦への意欲が高まる
応援し、協力し、それが実ったことの喜び。家族のために喜ぶ。⇒幸せな関係性、ポジティブな関係性が高まる
 
○知人の前向きな話を聞いた時:大学院の先生、友人と語り合っている時
知人の話を聞き、自分の目標への思いが強くなる⇒自己実現、挑戦への意欲が高まる
同じ高みを目指す仲間という意識が芽生える⇒同志という、強い、ポジティブな関係性ができる
他人の話、経験から自分らしさ、特徴に気づく⇒個性の自覚
 
以上から、私には、あてはまる、少なくとも、当てはまる例が数多くあるということは言える。したがって、必ずしも、すべての人に当てはまるというわけではなくても、それなりの割合の人には当てはまるだろうと言ってもいいのではないか。

ぜひ、みなさんも、少し考えてみてほしい。

◆まとめ

・私が最も求めているものは、「幸せ」である。
・私以外の人も、ほぼすべてが、「幸せ」を求めているだろう。
・「自己実現」、「関係性」、「挑戦」、「個性」の意識を高め、それを実践することで、「幸せ」度を高めるためることが出来そうである。
 
次回以降で、それを実現するための方法を、私なりに、考えていきたいと思う。

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