マガジンのカバー画像

すきなきじ

163
特にお気に入りの記事をポンポン追加していく場所。
運営しているクリエイター

#ライター

30分で2000文字の原稿を仕上げる方法

2000文字くらいのnoteなら、30分から1時間ほどで完成まで漕ぎ着けられるようになってきたので、今日はその方法を共有します。 手順は3ステップです。 ①言いたいことをざっくりメモするまずは「書くテーマ」を決めます。で、そのテーマにもとづいて「言いたいこと」を箇条書きでメモしていきます。 このnote原稿だったら、こんな感じのメモです。 書くテーマ:30分で2000文字の原稿を仕上げる方法 ・言いたいことをメモする ・音声入力する ・文字おこしをコピペして編集 ・話

「いい文章」を書きたいなら「いい文章」を書こうとしてはいけない

いい文章を書くにはどうすればいいか? 先日、それについてあれこれとツイートしたのでnoteにまとめときます。 * いい文章を書くには、いきなりいい文章を書こうとしないこと。下手でも意味わかんなくてもとにかく書きなぐる。ぼんやり思っていることをまず吐き出してしまう。 その「言葉の塊」を今度は客観的に見てわかりやすく整えて編集していく。少しずつ削って最高の輪郭にしていく。一発で美しい彫刻は生まれない。 * 小説家やエッセイストは「才能の世界」なので全員がなれるもんじゃな

読まれるリード文には、パターンがある

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった 川端康成著『雪国』の冒頭。あまりに有名な一節である。印象的な書き出しは読者の目だけでなく、心をも引きつけて離さない。 逆にいえば、導入でつまづいてしまった文章は、その後も頭に入ってこない。たとえそれが内容的に良い記事であっても、読み進めていくのは困難だ。 先日書いた記事で、こんな感想をいただいた。 これは自分でも意識していたことなので、かなり嬉しかった。 ライター・編集者界隈では、タイトルの重要性が叫ばれることが多い。もちろ

おもしろい文章は「共感8割、発見2割」

「おもしろい文章は、内容がおもしろい」という残酷な事実がある。  もちろん、表現や言い回し、空気感などでおもしろさを伝えられる人もいる。しかしそれができるのは、作家など一部のプロフェッショナルだけ。下手にマネすると「さむいエッセイスト」みたいになる。  プロの書き手ではないぼくたちが「おもしろい」と思われる文章を書くためには「内容で勝負する」必要がありそうだ。  ただ、おもしろいと思われるような「新しい考え方・できごと・情報」なんて、そうそうあるもんじゃない。というわけ