Masa kozorite店主/医師

イタリアンバールkozorite(小諸駅徒歩1分)店主/「善く生き、善く逝く社会を」株式会社Clinic Restaurant代表取締役/料理人/医師(在宅診療)/「飲み会で社会をもっと自由に」醸鹿 KamoshiKa 代表、「医療の原点を食を通じて」Te and Teなど企画

Masa kozorite店主/医師

イタリアンバールkozorite(小諸駅徒歩1分)店主/「善く生き、善く逝く社会を」株式会社Clinic Restaurant代表取締役/料理人/医師(在宅診療)/「飲み会で社会をもっと自由に」醸鹿 KamoshiKa 代表、「医療の原点を食を通じて」Te and Teなど企画

最近の記事

カレーとお医者さん

Ciao! 10月20日(日)に開催した「ハーフでビールなカレー祭り」。 医師であり減塩活動にも積極的なDr.Pepperにお越しいただき、スパイスが効いて塩分がたったの1食2gという「塩対応」カレープレートをご提供いただきました。 kozorite運営法人の株式会社Clinic Restaurantのミッションに「医療・福祉従事者の自己実現」を掲げています。 今回、彼女が手を挙げて出店に初挑戦してくれた、それを支えられたことは我々の存在意義を体現する機会ともなりました。

    • 名前はまだ無いバール@福井

      Ciao! 9月30日に、kozoriteオープン後初の出店として、福井県福井市の「名前はまだ無い店」さんにて出店させていただきました。 地中海の前菜盛り合わせとアペロール・スプリッツで福井の繁華街片町にもバールのアペリティーボ文化を。 当日は集まったグループ同士が融合して段々と大きくなっていく、まさにコミュニティをつくるバールという業態らしい時間をつくることが叶いました。テラス席もある空間で、アペロール・スプリッツの鮮やかなオレンジ色と、地中海のカラフルな前菜が映え、人と

      • 亡くなるお手伝い

        前置き:善く生き、善く逝く社会を株式会社Clinic Restaurantとして目指し掲げるビジョン。 善く生き、善く逝く社会のために医療・福祉のある飲食店「クリニックレストラン」という形を目指している。 亡くなるお手伝い逝く(=亡くなる)準備をしている人たちがいて。 否、生まれたその時から我々は逝く準備をしているわけで。 そこに1人の人間として関わり、生き(逝き)遂げることをサポートする。 これは「亡くなるお手伝い」であろう。 そんな関わりをさせていただいた方が、亡くなら

        • kozoriteを始める理由

          たくさんの方々のご協力、お心添えを賜り、ありがたいことに「善く生き、善く逝く社会」に向けた「クリニックレストラン」業態、その1店舗目となる「集まる場」イタリアンバールkozoriteが、長野県小諸市で始動しました。 7月にプレオープン期間が始まりました。体制としては店舗完成も道半ばであり、2階の開放にももう少し、時間と人手が必要です。 足りていないものを揃えていく過程にあり、しばしプレオープン期間を設けさせてください。 みなさまのご理解、ご協力に感謝いたします。 クリニック

          小諸-福井時速260km反復横跳び

          1週間の半分を福井県で在宅診療、もう半分を小諸で飲食店づくり、の生活をしています。 火水木を在宅診療医として過ごすため「週の3日福井、週の4日小諸」と説明してきたのですが、時速260kmで往復しても移動に半日はかかっていることに気づき始めたのが4月の終わり。 月曜の夜には翌日朝からの勤務に備えて福井に着いているので、実質利用できる夜は1週間の4日が福井。あれ、なんなら小諸のほうが少ないか…。 ここだけは自負があるのですが、おそらく日本で「小諸ー福井間の新幹線往復生活」をして

          小諸-福井時速260km反復横跳び

          小諸-福井間を冷蔵庫の中身ごと移動する

          医師免許が規定する私。 表現する者としての私。 前者の私がこの4月から在宅医療の世界に身を置き週の半分を福井県をフィールドに働いています。 後者の私が長野県小諸市で「『集まる』をテーマとした食事の場」と「開かれた住まい」づくりをしています。 前者後者のどちらも間違いなく私であり、全体として私は「善く生き、善く逝く社会」をつくろうと道を模索しております。 いま居る場所や役割で自分を規定すると、規定されたある程度の枠組に則って動けば物事は進んでいくわけですが、そこにクリエイティ

          小諸-福井間を冷蔵庫の中身ごと移動する

          当直、帰省、被災

          本年もどうぞよろしくお願いいたします。 石川県にいて、無事にしております。 安全な状況で気持ちも平穏です。 いま思うことは「僕は何ができるか」です。 2023年は医師2年目として、自らのゆっくりとした成長に辟易しながら反省を重ね「人の役にたつ」という欲求を満たしながら働けることの喜びを噛み締めた1年でした。 医療にも医学にもまだ知らない分野がたくさんあって広い世界が広がっていることも、新しい出会いの中で学ばせていただきました。 いつか中断しなければならない日が来るかもしれま

          Day7イタリアバール巡り 新しい消費

          Ciao! 朝の電車に飛び乗りローマへ。 今日が実質最後の日。高校同期と大学後輩とイタリア駐在のお兄さん、3人の日本人と大合流の予定。 久々のイタリアの電車で、早速洗礼を受けた。僕の席のはずだが誰か座ってて楽しそうにおしゃべりしている。 そう、基本的に席は守られない。番号を確認して自分の席に行って堂々と座っている人間を目撃し、泣く泣く近くの空いている席に腰掛けるということはすでに何回も経験してきた。。。 ローマに到着、一件打ち合わせ。使ったお店はバールというよりはアメリカ的

          Day7イタリアバール巡り 新しい消費

          Day6イタリアバール巡り 熱狂のある場

          Ciao! 住んでいた部屋で迎える朝。 起きてすぐの視界が見知った場所の時の安心感は格別。今日も元気にバール巡りから。 郊外へバスでグングンと離れて落ち着いた住宅エリアのバールへ。到着直前に気づいたけど昔、連れてきてもらったことがあるお店だ。 不安が大きい留学初期の一時期、家がなくなる事態が発生。その時に泊まる場所を提供していただいたご家族の温かさは昔も今も変わらない。ちょっとの居づらさと気恥ずかしさとともにあの時ご馳走していただいたカプチーノを、今は1人で座って楽しんでいる

          Day6イタリアバール巡り 熱狂のある場

          Day5イタリアバール巡り 思いがけぬ訪問と再訪

          Ciao! 毎日動き続けて、確実に疲れが溜まってきたようです(ひとごと)。が、まだまだこれから。本日もバールから始まります。 できて1年くらい、名前にも「新しい(nuovo)」が入っているバールのテラスで朝ごはん。 コルネットの種類が豊富で嬉しい。全粉粒タイプのコルネットの中にはハチミツが。カプチーノも美味しかった。 Giovanniはここで「通われるバール」になるための話をしてくれた。 バールには美味しいコーヒー、自分のところでつくっている美味しいパンやお菓子はもちろん、

          Day5イタリアバール巡り 思いがけぬ訪問と再訪

          【Day4イタリアバール巡り カプチーノの差/案内のある旅】

          Ciao! 4日目折り返し、あっという間にシチリア3日目。バール巡りは朝7時から。地元民しかいなそうな店に突撃。今回のイタリア初のコルネット・ピスタッキオ。いつも朝のバールでこれを食べてた気がする、ただいまイタリア。 宿のお姉さんに教えてもらったカターニア伝統の市場に移動。店が500軒くらいありそうな大規模市場。食べ物だけじゃなく服、キッチン用品、本、靴などどんな店でもござれ。 怪しいパンツに量り売りオリーブとピクルスを頼む、もお目当てのピクルスに入ってるアーティチョークは

          【Day4イタリアバール巡り カプチーノの差/案内のある旅】

          【Day3イタリアバール巡り パレルモ食べ歩きとバールの在り方】

          Ciao! 朝イチのバスで片道3時間、シチリアの北側パレルモ日帰り旅。 「ヨーロッパで1番食べ歩きに良い街」に選ばれたこともあるパレルモでは、屋台メシとそれを支える市場mercatoを回ります。 バスに乗る前に寄ったバールで良い朝を過ごしご機嫌になったせいか、バス停方向ではなくホテルから来た道をまっすぐに戻ってしまう謎ムーブメントからの、焦って動いて野生の生き物のアレを踏んづけからの、バスチケットを買うのに右往左往して、ギリギリ飛び乗ったのはここだけの話。。。 無事にパレル

          【Day3イタリアバール巡り パレルモ食べ歩きとバールの在り方】

          Day2イタリアバール巡り 初っ端からF.F.

          Ciao! 日本からローマへ、そしてローマを経由して総移動時間約24時間。ついに憧れのシチリア島に到着! 「地中海食」の舞台のひとつで、できるだけ食べる、食べる、食べる旅。 シチリアには4日間滞在します。 何も準備をしない旅が板についてきて、良いのか悪いのか、旅先でも不確実性の中に身を置いています。 宿はとっているし、向かう方向性(東西南北レベル)は決めてるし、会う人は分かっているし、自分的には十分すぎないか?と思う部分ありますが、世の中には出発前に全行程を配布する旅行もあ

          Day2イタリアバール巡り 初っ端からF.F.

          【Day1イタリアバール巡り 頭からスプラウト】

          Ciao! イタリアバール巡り珍道中、始まりました。 行かせてもらえる今の環境・状況に感謝。 2020年3月、COVID-19によるロックダウンで追い出されるように出国したイタリアに、3年半の時を経て向かっている。 「こんなに嬉しいことはない…」(ア○ロ声) 振り返ればこの3年半、たくさんの経験をした。 嬉しい経験、自分を超える瞬間も、今も続く新しい友人・恩人たちとの出会い、そして夢を叶えた日も。 喜ばしい経験だけじゃない。間違いも重ねた。主に人との間に不和を生み出し、先行

          【Day1イタリアバール巡り 頭からスプラウト】

          EKKYOU?KOMORO!第2回まであと3日

          小諸市で全3回行う講演会「EKKYOU?KOMORO!」 第2回「まちの資源を活かす」まであと3日です。 時間は15:00-17:00、場所は小諸駅から徒歩6分の、北国街道に面したほんまち町屋館。 近くに市営の広々とした駐車場もあります。 お申し込みまだの方はこちらから! https://forms.gle/Cq86fGfhyrfZ79FF8 <ポイント!> 今回はイベント終了後に、会場すぐ近くの「ビストロアオクビ」さんにて交流会です。 すでに10名以上の参加をいただき、

          EKKYOU?KOMORO!第2回まであと3日

          脚がすくむ、でも前に一歩が出る。今だからわかるMakers Universityのありがたみ(〆切11/22)

          大学6年時にお世話になったプログラム。 起業家育成とか分かりやすい言葉で表現されることもあるけれど、僕はその1年間で結果など出せていません。 もう一度言いますけど、何の結果も出せませんでした。 卒業を間近に、就職活動はちゃんとやって、人並みに国家試験に不安も覚えて、自分の団体についてもできる範囲で行っていた僕は、何も大きな結果など出すに至らなかった。 プログラムに参加していた当時、周りを見ても、1年で「結果を残した」って人のほうが少なかったと思う(全員が目標意識高すぎて「結果

          脚がすくむ、でも前に一歩が出る。今だからわかるMakers Universityのありがたみ(〆切11/22)