データの取得、加工、活用をして助かったこと
年末年始は時間が取れたので、目標設定の時間に活用しました。日々広報やWebマーケティングの仕事をしていると、数値データの大切さに気づかされます。例えば、サイトの売上目標が適切かを判断する時。過去の購入率、平均客単価などのデータがあると、非常に判断が容易です。とはいえ、つい面倒に感じて、後回しにすることはありませんか?
今回もデータの蓄積をしておいたので、目標設定時に大変助かりました。今日は、いざという時にパワーを発揮する、データの取得、加工、活用について僕の体験を通してお伝えします。
1.【取得】一見無意味そうでも全部データを取る
データ取得時に意識しているのは、たとえ無意味そうでも全部データを取るです。理由は、いざ振り返ろうと思った時に、データが無いと全く分析のしようがないからです。
今の時代、データを取得するだけなら、ボタン一つで完了したり、保管場所についてもクラウド上に便利な場所が存在したりします。とはいえ、僕も2023年にGoogle AnalyticsがGA4に移行する際に、設定を放置した結果、過去データの一部が消えてしまったことがありました。皆さんも、気をつけてくださいね。
2.【加工】必要な数値を抽出して図示化する
取得したデータの加工で意識していることは、できる限り表やグラフで図示化することです。また、目標設定に必要なデータのみ適切に抽出して加工することも大切です。理由は、膨大な生データを見てもピンとこない場合、グラフで見ると過去の変化に気づけるからです。
最近あったのは、ページごとのアクセスデータをグラフ化したら、特定のページだけがSNSの投稿日時と連動していることを発見して、新たな施策のアイディアにつながりました。
膨大なデータから、必要な部分のみを抽出するのは、頭を使う部分でもあります。ただし、最近はAIやツールが発達しているので、うまく活用することで、早く必要なデータに加工できるので、試してみてください。
3.【活用】目標数値の根拠に使う
加工したデータの活用で意識していることは、数値根拠とすることです。例えば、売上目標を設定する場合、過去のデータを分析することで、目標達成に必要な施策を検討できます。データの裏付けがあると、特に、お金が動くような施策を実行する際に有効な判断材料になり、説得力が増します。
以前あったのは、売上目標からアクセス数の目標設定をする際に、過去に蓄積した顧客単価や購入率の数字が非常に役立ちました。また、実店舗のデータもスタッフが日々集計していたおかげで、より確度の高い数値が設定できました。
4.さいごに
今回は、データの取得、加工、活用の3つの段階で、自分が意識していることをお伝えしました。
データを蓄積しておくことで、不意なタイミングで役立つことが多々あります。日々の作業は地味ですが、その1回が後の大きな資産になると信じて、今日も数値と向き合います!仲間と目標達成に向けて努力した半年後が楽しみです!
今日はこの辺で。ありがとうございます。