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自分で気づくときに人は成長!単に教えるより大切なこと!

新年度から人の異動があり、仕事を教えることも多くなりますよね。僕も広報の仕事をする中で、SNSの運用について講座を開いています。受講した人が自分のアカウントで成果を作れるようになることが講座の最大の目的です!

そのため、単に教えるだけでなく、相手の行動を促して体得できるかが僕らの腕の見せ所です。今日は、僕がこれまで900人以上の受講生を見る中で大切にしてきた、「気づきを与える」について書きます。これから、新人が入ってきて仕事を教える方にも役立つかと思います。


1.教えよう!教えよう!としていては相手の成果につながらない

教えよう!教えよう!とあれこれ話しているだけでは、相手の成果につながらないと考えています。理由は、話すだけでなく、相手が行動に移して初めて成果につながるからです。

かつてのうまくいかない経験から学びました。その当時、講座で話したことが20%くらいしか反映されていないことがありまして… SNSのアカウントの添削をしている時に、同じことを何度も伝えることになりました。この時に起きていたのは、講座の時間で言っただけで、相手には伝わっていなかった。当然成果にも反映されにくい状態です。

この結果に向き合って、気づいて行動まで促そうと、伝え方を変えてきました。

2.自分で気づいたときに人は最も学ぶ

人から何かを聞いて、自分で気づいて行動を変えた時に、人は最も学ぶと信じています。そのため、相手が自分で気づくように、普段の伝え方を工夫しています。理由は、相手が長期に渡って成果を出してほしいからです。

例えばアルバイトの例を考えると、給料をもらっている以上、これをやって!で一旦は行動すると思います。それだけを繰り返して、長期的に成果を作れるかはまた別だと感じています。

それよりは、相手が自分でより効率の良い動き方を考えて実践してみる。その結果、仕事の要点がつかめた!こちらの方が、学びが多いし、自分の糧として長期に渡って体が覚えているはずです。

では、どのように気づきを与えるか?

3.気づきを与えるためにやっていることは安易に答えを言わない

気づきを与えるために、端的に答えを言うことを辞めました。その代わりに、相手が考える時間を作ったり、調べたりする習慣をつけるような関わりをしています。

例えば、次の2つの違いです。
1)プロフィールを見やすくするために、A, B, Cの3か所を見直しましょう!
2)プロフィールを見やすくしたいですね。こんな人のプロフィール参考になるので、探してみましょう!

2)の方が、プロフィールを真似る習慣がつきます。さらに、数か月後にまた同じ作業をするときに、自分で考えられるようになっています。

これが、相手が長期に渡って、自分のアカウントで成果を出すのに必要なことです。自分で色々なプロフィールを調べて、変えるべき点を気づいたとき、大きな学びとなって自分の魂に刻み込まれると思っています。

4.さいごに

ひとに何かを教える時に、気づきを与えることが大切な理由や実践方法を伝えてきました。講座をするなかで、僕にできることは、相手の行動を促して、一緒に長期的な成果につなげることです。

先日、嬉しい報告が相次ぎ、受講生の方から自分のアカウント経由で売上につながった報告をいただきました。一緒に伴走して伝えてきた仲間であり、本当に嬉しく感じています。

同じように、仲間と一緒に成果を出して、自己実現する人が増えていくことを願っています。

今日はこの辺で。ありがとうございます。

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