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火の効果_100日チャレンジ(71日目)


ヒトが火を使うようになり、暖をとる、調理する、夜に行動できるようになり、生活が大きく変わりました。

自然発火を含めて、ものから火が出て燃えることを「燃焼」といいます。
ものが燃えるには3つ要素が必要です。
①可燃物(火を付けると燃えるもの)
②酸素(酸素を供給する空気、酸素を含む物質))
③熱源(点火源:ライター、マッチなどの火気、静電気)

このうち、1つでも欠けると燃焼は起こりません。
また、燃え続けるかどうかは、酸素の供給が続くか。燃えるものの性質など、色々な要素があります。

身近な燃えるものとして、ロウソク、ガスコンロがあります。
ロウソクの火は赤っぽいのに、ガスコンロの炎は青色ですね。

ガスを点火すると。青い炎が見えます。これはあらかじめ燃料ガスに空気(酸素)が含まれていて、速やかに火がつくからです。
火を強くしていくと、十分に酸素と反応できなくなります。その場合には燃え残ったすすとなり、炎の外側にある空気から酸素を取り入れようと拡散燃焼していきます。
ロウソクなどの赤い炎は、炭素が燃えている色です。

最近では、たき火に癒し効果があることが広く知られ、燃えている様子が流れるだけの映像が人気ですね。
たき火の色、炎のゆらめき、音、周波数などが「1/fゆらぎ」というパターンが、心地よく感じる理由です。
ゆらぎをもたらす周波数については、別の機会に説明するとして、ぜひじっくり炎の様子を観察してみてください。色々な発見があるはずです。

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