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ファーブルに学ぶ_100日チャレンジ(29日目)

「昆虫記」を書いた、フランスの昆虫学者アンリ・ファーブル。
今年は生誕200年ということで、彼の業績、書籍が取り上げられていて、目にする機会が多い。

昆虫記を改めて読んでみると、読者に語りかけながら、昆虫の行動、生態がいきいきと描かれている。
ファーブルは本に書かれていることを鵜呑みにせず、生きている昆虫を自分の目で観察し、仮説を立て、実験で確かめる。これを繰り返すことで、正確な昆虫の生態を書き残すことができた。

ファーブルは教師、昆虫の行動研究者として優れていただけでなく、教科書の執筆、詩人と文学的要素をあわせ持つ、豊かな才能の持ち主であった。

そんな背景から、彼の残した言葉のいくつかは、ライティングゼミで学んだことと似ている。何事も物事の本質は同じなのかもしれない。

・観察力とは、何も考えないで見る力ではなく、何を見たら何を考えるかと 
 いう力である。
・慎重に見て、よく観察することが科学的探究の基礎である。
・科学的探究には、情熱と忍耐力が必要である。
・見ることは知ること
・人間は自分で探し求め、発見したことしか長く覚えることはできない。
・まず考える事、辛抱強く考え尽くすこと。

アンリ・ファーブル

ファーブルのような文章を書くためには、ファーブルの観察力、探求心を真似してみようかと思った一日だった。

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