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マレーシアからドバイに引っ越しました!

3年近く住んだマレーシアを離れ、ドバイに移住しました。

最近、なにかと注目が集まっているドバイなので、住んでみた実態をお伝えしようと思います。

移住だけではなく、観光都市としてもかなり魅力的な街なので、今後の旅の参考にもしてください。


実際どうなの?ドバイはお金持ちじゃないと住めない?


「ドバイ」といえば、日本人の多くは「お金持ちの国」という言葉がつくぐらい、リッチなイメージが強いかと思います。

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※ 厳密にはドバイは「国」ではなく「首長国」であり、アラブ首長国連邦という国に7つある首長国の一つがドバイ首長国になります。日本の「県」よりも独自性が高く、アメリカの「州」の方が感覚としては近いかな。



そして「お金持ち」のイメージが強いドバイですが、結論からすると、「中の上」の経済力なら住めるかな。という感じ。


世界一高いタワーマンションは、実は高くない!?


世界一高いタワーとして有名なのがブルジュカリファ
ドバイと言えばこのタワーを想像する人も多いでしょう。

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このタワーは、世界一広いショッピングモールと隣接していたり、オフィスやホテル、そしてレジデンス(マンション)が入っています。


「世界一のタワーなんだから、住むのもさぞお高いんでしょう??」

と思うかもしれませんが、実は安いです。



例えばこちらの部屋。

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約50平米のワンルームですが、月額家賃に換算すると、約23万円です。
(ドバイは家賃が年間払いなので、年間9万ディルハム = 約280万円)


しかも、家具家電完備


世界一のタワーマンションで、家具家電完備のワンルームで家賃23万円なら、思ったよりもお手頃じゃないですか??


それこそ、都内にはラトゥールをはじめとした高級賃貸マンションがありますが、ラトゥールのワンルームでも30万円以上するので、「高級タワーマンション」という比較で考えると、とてもお得。


↓ラトゥール渋谷のワンルーム。43万円。。。。

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このブルジュカリファのレジデンスは、ドバイの中では中間ぐらいの価格帯なので、もっと安いレジデンスなら月額10万円台も全然あります。しかも大体のレジデンスは入り口に24時間警備員がいて、ジムとプールがついてますし、家具家電完備の物件が多い。


ほら、「金持ちの国」と思っていたドバイも、ちょっと親近感が湧くでしょ?笑


中東のわりには、日本食が充実している


日本から飛行機で10時間。

すっかりアジア圏を離れ、ヨーロッパ手前の場所、それがミドルイースト中東

僕はこれまでマレーシアに住み、アジアのほとんどの国に渡航した経験があるので分かりますが、アジアの国はどこでも本格的な日本食が気軽に食べれます。


距離的に日本と近かったり、占領国や経済支援など、さまざまな歴史的背景もあり、日系飲食企業がアジアに多数進出しています。


なので、日本と同じようなクオリティで日本食を食べることができます。



しかし、ここは中東。

アジアなどから比べると、日本人には馴染みの少ない場所なので、あまり日本食には期待してませんでした。


しかし、想像以上に日本食屋が充実しています。

もちろん日本で食べるよりも割高ですが、それでも「このレベルの和食を味わえるなら、この価格でもまー納得」という価格帯が多いです。


僕のお気に入りは、元力士が作る「富士屋」のちゃんこ鍋。

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とはいえ、やはり「金持ち感」はハンパねぇっす


家賃も案外安いところもあり、食費も抑えることは可能。

とはいえ、やはり金持ち国家。


金持ちの博覧会というぐらい、金持ちの空気感はすごいです。


車がベンツ、レクサスは普通車扱い。


フェラーリやロールスロイスですら、本当に普通に頻繁に見かけます。


もはや、フェラーリやロールスロイスに乗っている程度では金持ちの中での差別化はできないらしく、ナンバープレートに何億円も払って差別化を測ってるようです。

「9」という一桁のナンバープレートで、9億円です。

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ただのプレート一枚で9億円。

本体の車を何台買えるんだよ、という意味不明な世界です。それがドバイ。


フェラーリのパトカーを展示してました。

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服装も、ウイヴィトンやグッチ、シャネルなどのロゴ全開の服を着ている人をよく見かけます。

特に世界一大きいショッピングモールのドバイモールでは、全身ブランドの服を着ている率がすごいです。


建物も豪華なものが多いし、何かにつけてド派手、規格外、想像の遥か斜め上を行く建築など、見ているだけでも楽しませてくれます。

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そんな空気感なので、もっと仕事を頑張ろうというモチベーションになるので、僕にはいい刺激です。



コロナに寛容!海外旅行に今いくならドバイ!!


ドバイはコロナの感染者数も抑えられています。

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現在多くの国では、外国人はワクチン必須だったり、入国後のホテル隔離や自主隔離を求められたり、そもそも入国できなかったり。


しかしドバイは寛容です。

出発96時間前のPCR陰性証明書さえあれば、入国おっけー。

もちろん、入国後の隔離は一切ありません


ドバイの多くの収入は観光収入や、外国人投資家による不動産投資だったり、外国人移住者がもたらす経済的便益だったりと、良くも悪くも外国人に依存しているので、そのあたりは寛容なのでしょう。


ドバイの街を歩く際はマスク必須ですが、重要なのはそれぐらい。

あとは入店の際の面倒な検温すらありません。

ドバイにいると、マスクをしていること以外はコロナを忘れそうになります。


アフターコロナの世界はドバイにあります。


海外へ行きたくてウズウズしていたら、ぜひドバイがおすすめ。



とはいえ、もちろんデメリットもあります。


なんだかんだ言って、日本よりは物価はやや高め。

特に日本食を食べるなら、当然ながら日本で食べるよりは1.5〜2倍以上高いです。


厳格なイスラム教の国なので、お酒も限らられたレストランでしか提供されてませんし、お酒飲めても高いです。

ビール一杯で1000円以上は当たり前。


お酒の販売店も多少ありますが、置いてあるお酒の銘柄の脆弱感はありますし、割高です。


そして同じくイスラムなのでキャバクラのような女性とお酒を飲めるような場所は当然ありません。


なので、お酒やキャバクラが好きな人は、ドバイよりもシンガポールの方が幸せに過ごせると思います。

(シンガポールはお酒に寛容だし、日本人キャバクラとかもありますし)



また、ドバイの夏はまじで酷暑です。

日中は5分も外を歩けばマジで熱中症になりそうで、危険。

「そうは言っても、暑さを我慢すれば大丈夫っしょ」

最初僕もそう思ってましたし、東京の不快な夏も何度も乗り越えてきた自負があったのですが、次元が違います。

生命の危機を感じるほどの暑さ


なので、ドバイに住む富裕層は、酷暑になる7〜10月ぐらいは、近郊のヨーロッパなどに避暑するために長期旅行をします。


暑さが関係ない室内、ショッピングモールにずっといる生活でも構わなければ、夏のドバイの高級ホテルは1泊1万円とか激安なので、それはそれでアリかと思います。


まずは数年ドバイを満喫します。


色々書きましたが、今のところドバイがとても気に入っています。


日本では考えられないような、超ド級の世界があり、とても楽しい。


夏は暑いけど、涼しいところへ旅すればいいし。


このギンギンギラギラした世界に疲れたら、また他の国に引っ越しすればいいと考えているので。


まじで、トンデモ面白国家ドバイ。


まずは旅行で来てみてはいかがでしょうか?

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