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バルサム切れのレンズを修復

ジャンクでsmc PENTAX-M 1:1.4 50mmを入手しました。
レンズ内を覗くと全体的なクモリとバルサム切れが確認されました。

前玉側
後玉側
撮影するとこんな感じ

まず、クモリは分解して清掃すればなんとかなろうということで、淡々と作業を進めました。

さて、問題のバルサム切れです。
グツグツと煮沸して冷却してを3回程繰り返しレンズを剥がすことができました。

バルサムを無水エタノールで綺麗に除去して
その後、バルサムをどうするか、いろいろ考えました。

透明レジンで張り合わせる方法なども紹介されていますが、レジンで貼ると失敗したり、劣化した際に剥がせなくなってしまうので、ちょっと躊躇しました。

そこで、バルサムで着けなくても行けるのでは?
と思い、一旦バルサムをつけずに組み立てたところ、なんとなくいい感じに行けたので報告致します。
バルサム無しで組み立て後の写真がコチラ!

ベランダで育てているヘチマ
なんとなく夏っぽい?
野に咲く花

まぁ、写りは悪くない感じなので、しばらくこのまま使ってみたいと思います。

撮影データ
カメラ PENTAX K-70
レンズ smc PENTAX-M 1:1.4 50mm

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