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私の愛機 〜その1〜 PENTAX SV

中学生の時にカメラにハマり、かれこれ40年…
今まで愛用してきたカメラや今所有しているカメラについて語りたいと思っています。

今回、紹介するのはPENTAX SVです。
1962年に発売されたこのカメラはM42スクリューマウント、布貼横走シャッターのメカニカル機です。

PENTAX SV 
Super-Takumar 55mm F1.8(本体に装着)
Super-Takumar 35mm F3.5(左)


このカメラは、某リサイクルショップにてジャンクとして売られていました。
私の手元に来た時には、レンズはカビだらけで、シャッターも不安定で切れたり切れなかったりでした。
レンズは分解し、内部の清掃、無水エタノールでカビを取り除き、ヘリコイドにグリスアップでかなり良い感じに!
本体は、まずブロワーでホコリを飛ばし、バネや稼働部に軽く注油したところ不安定だったシャッターも心地よく切れるようになりました。
汚れもエタノールで拭き取り、仕上げは長年愛用しているグラスターゾルオートで磨き綺麗に復活しました。

車もカメラもこれ一本!


レンズマウントはM42スクリューマウントなのでレンズ装着時にはネジを回すように回転させて装着します。

さて、フィルムを装填して試し撮り!
露出計などは内蔵されていませんので、感で合わせるか、露出計を使うのですが、最近はスマホのアプリで絞りとシャッタースピードを算出してくれるのがあるので便利な時代です。

公園の蒸気機関車もこのカメラで撮影するとレトロな雰囲気が増しているような味わいになります。
フィルムカメラの懐かしい色合い
令和の時代に撮影したとは思えない
Super-Takumar 55mm F1.8
F1.8で撮影 背景のボケがいい感じです。
今年の札幌の桜
東京に住んでいた時には文字通り狂い咲くように桜が咲いていましたが、北海道の桜はおとなしい感じがします。

PENTAX SV(1962)

シャッター:機械式布貼横走フォーカルプレーン
シャッタースピード:T・B・1~1/1000秒
マウント:M42スクリューマウント
露出機構:なし
電源:なし
大きさ・重量:145×92×87・927g(標準レンズ込み)

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