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「良いレフェリー」ってどんなレフェリーなの? 【前編】

皆さんこんにちは。いえぽんです。

皆さんにとって「良いレフェリー」ってどんなレフェリーですか?

・推しの選手を大切にしてくれるレフェリー
・推しのチームに優しいレフェリー
・推しのチームを勝たせてくれるレフェリー
・場の空気が読めるレフェリー
・ちゃんとしたレフェリー など

たとえば、最後の「ちゃんとしたレフェリー」ですが、レフェリーされる方はみなさん「選手やサポーター・ファンの方の喜びや充実感に応えるためにちゃんとしよう!」という思いで毎試合、真摯に誠実にレフェリングされています。ですが、意に反してうまくいかないことも、ミスして迷惑をかけてしまうことも残念ながらあります。

そもそも「ちゃんとした」とは、どういうことなのでしょうか。これは人によって定義や判断基準(ものさし)が若干異なると思います。

ある人にとっては「公平・公正かどうか」でしょうし、別の人にとっては「面白いかどうか」だったり「邪魔しないかどうか」だったりするのではないでしょうか。

僕も現役時代、「おい家本! "ちゃんと" しろよ!」「お前は "ちゃんと" してないからダメ審判なんだよ」「お願いだから "ちゃんと" してくれよ」と数え切れないほど多くの方に言われました。

そんな言葉を受けて「良いレフェリーってみんな "ちゃんと" しているのか」「"ちゃんと" できないレフェリーはみんな悪いレフェリーなのか」といったことを考えながら、「そもそも完璧なレフェリーって存在するのか」「完璧なレフェリーにはなれなくても、良いレフェレリーになることはできるのか」「良いレフェリーってどんなレフェリーで、どういった要素を持ち合わせているのか」といったことを自分に問い続けました。その結果、僕なりの「良いレフェリー」のイメージと構成要素が明確になりました。

そこで今回は、僕が考える「良いレフェリー」の話を2回(前編、後編)に分けて皆さんにお話しようと思います。

「良いレフェリー」のイメージとは?

僕が考える「良いレフェリー」のイメージは、「父のような厳しさ」「母のような優しさ」「人としての美しさ」という3つを持ち合わせたレフェリーというものです。

「なにそれ?」ですよね。

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