実行すること
実行すること。
大半の人がぶつかることだ。
ぼくも学生時代は、全然実行できなかった。
成績が良くて、男にも女にもモテる奴。
そいつらは、なんのちゅうちょなくやってみせる。
体育の時間はみじめだった。走ることとか走り高跳びはできるのだが、
組体操とか、バレーとかの集団球技は下手で足手まといになる。
体育で3になることは稀で、2か1。
なんでなんだろうと思う。つまるところ自信が無かったんだな。
家ではパソコンをいじっていた。これが学生生活に役立たないのは当たり前で、人生で死にたいと思ったことが何度もあった。
実行できる唯一のことは宿題をきちんとやることと、パソコンでのプログラミング。だから、パソコンオタクは、ダメ人間になってしまうんだ。
実行できるようになったのはいつなんだろう。
社会人になって、どういうわけか、宗教に入ったことだ。その宗教は、戸別伝道しないといけない。
宗教は伝道の準備を教えてくれた。原稿を作って、鏡の前で練習する。
始めて伝道に出た時、ドキドキして呼び鈴を鳴らした。
ドアが開いて、緊張したが、練習通り話せたし、相手は聴いてくれた。
仲間から、「よかったよ」と。
最終的には脱会したが(個人的な制裁を恋愛のことで受けたので)、
今思うと、鍛錬される宗教だったと思う。この点は感謝だろう^^
父の企業の手伝いも、20歳のぼくにとって、びっくりすることが多くあった。いきなり、上の会社の命令で、浜松へ。
現場で、中古の家具を貰い、住居を与えてもらって、毎日工事。帰ったら、母に電話しながら、料理を作る。
実行しないと人生が進まない。環境的に実行しないと生きていけない状態になったのだ。
試練
実行しないと生きていけないのは試練だ。できたらさぼりたい。できたら、仕事を休みたい。
そこで、父に仮病を使った。父には申し訳なかったが、仕事と言う実行環境から逃げ出したかったんだ。
家でくつろぎ、弟から借りた、カセットデッキにテープを入れる。今井美紀がうたう。くつろいだ。
こう言う充電が無いと、実行生活は辛い。
会社もやくざの会社と分かり、給料を払わない。父は喧嘩が得意だから、事務所に殴り込み。
「給与出せっ!!!!!!!!!!」と叫んで、もらってきたらしい。
実家に仕送りがあるし、もらわないと生きていけない。
最初の仕事でやくざと関係を持つとは、彼らはだらしないかと思えるが、仕事は異常に早い。車は赤信号無視。死ぬかと思った。
仕事の腕はいいのだ。それでいて、実行スピードが速く、きちんとやる。
精神状態が💊をのんでいるせいか、酔ったような状態で、それでもなんとかしてしまう。やくざに関し、悪い点ばかりじゃないのを知り、
見方を正した。
20代から見た世界
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