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女性恐怖症でした
女性恐怖症があったよと言う話をします。
今の彼女に出会った頃は、どことなくどんな女性に怖さを感じて、
どうしたらいいか分からなかった。
AクリニックのK先生は、話すときっぱり言った。
場数しかない
怖いことだった。何度も女性に近づいて…(ブルブルブルブル)
できません、先生。
そのためにデイケアがある。利用しなさい。
いつも怖い感情を凍結させて、デイケアルームに入る。
まず、自分用のカップにコーヒーを淹れる。(どぎまぎ)
テーブルに座る。(少しだけ緊張が解ける)
怖いけど、気になる女性がいた。そばに行く(怖いと話たいの板挟み)
「家でどんなことしてるの?」
「普通に過ごしてる。絵を描いてる」
「ありがとう」(何とか会話するが、1回できたと自分に言う)
こんなことをいろんな女性にした。したことを先生に話す。
数か月たって、女性関係が楽になってきた。それを先生に話す。
表情が明るくなってきた。がんばったね。その調子でね^^
怖いという感情。妹の関係でどなられていたので、トラウマになっていた。
ぼくはだらしない兄貴で、不器用で、できるのはパソコン関係だけ。
そうなんだよ、パソコンマニア。人間よりパソコンがスキ。
女性よりパソコンがスキ。宗教で女性はいたが、若い女性はしかとする。
そんな中で、同じ宗教の女性と偶然出会う。思い切って告白して、
1年7か月付き合った。それでも女性恐怖は残り、最後は喧嘩になり、
別れた。21年前の話だ。少しだけ、エッチも含め体験を積んで、女性を普通に見れるようになった。
担当のケースワーカーは心配していた。基本的に同じクリニックの患者同士の付き合いは危険なので禁止されていて、ぼくは先生に頼み込んで、
許してもらったからだ。
結果は喧嘩別れ。婚約まで行ったけど、相手の父親がぼくの父を言葉でいじめ(校長先生vs不安定な自営業社長)自営業なんて不安定だと言ったという。
ぼく個人の意見は不安定の中で必死に営業して取り、仕事をきちんとやり、集金するのがどれだけ大変か知っている。公務員はアホでもやれる。
脱線した。いろいろな体験を積み、女性に対する意識が変化していった。
もう一度、精神科デイケアに戻った。そこにいるのは愛のある病気で闘っている戦友のような女性たちだ。
自分のことを話すと「大変だったね。別れて正解だよ」とある女性は言った。
担当の女性ケースワーカーに話すと「別れちゃったのかあ」
もう少し頑張れたんじゃないのみたいな顔だった。
別れを体験して、女性でもいい女性と悪い女性がいると知った。
それを受け入れると、すっと心が楽になる。そうなった。
でも、女性恐怖症がぶり返してきて、病院を変わった。
本当に話ができるいい女性が恋人になって女性恐怖症は治った
病院を転院した。薬の調合がどうしてもK先生はできなかったからだ。
病院を変わって、S先生に言われた。
双極性障害だ。治らないよ
その事を仲良くなった(カウンセリングをしてあげた女性)言うと、
わたしも治らないと言われたと言って来た。意気投合した。
料理ができること。一人暮らし5年目と言うと、
すごいね。
と感動していた。ここまで気が合うとは。こころのなかにあった女性は怖いとの体験は消えていった。
1回、共通の知り合いとぼくと彼女でコメダに行った。
帰りにぼくはふたご座なんだよというと、
私はてんびん座。相性ばっちりじゃん。
と彼女自ら言い放った。じぃぃぃぃぃん。
後でわかるのだが、小学校で同じクラス。中学校も同じクラス。
高校は隣のクラス。ずっと意識してらしい。
入院して会った時は思い出さなかったが、
どっちも退院してから、ぼくが思いだした。
彼女の態度もおちゃめで散歩でよくあったが、
お尻を突き出したりとか、なんかふざける。
セックスアピールか。あっさりやるなあ^^
そんな彼女と触れて、女性恐怖症は完全に治った。
女性関係全般が得意で好きになり、作業所の女性の相談役を、
現在やっている。
note作家
masa
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