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有限の時間〈71/1000〉

【ラジオ体操376日目】
『ニコチンレス生活97日目』

こんばんは。
答えのある問題を考えることや、作業に徹することに全く興味をもてなくなってしまったコマリストです。


今日は『ワクワクしないものを遠ざける』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんにとって、ワクワク出来る仕事ってどんな仕事でしょう?


全ての内容が決まっていて、間違えることなく完璧にこなすことにワクワクする人。


ほぼ何も決まっていなくて、自分で考えながら進めていくことにワクワクする人。


それなりに高額な報酬が得られれば無条件でワクワクする人。


好きなことを仕事にして、打ち込むことにワクワクする人。


人によって違うと思うし、特に正解なんてないと思います。


今日は、昨日参加したとある企画コンペの説明会で、説明の途中で一切の興味を失ってしまった私の反省と繰り返さないための決意のお話です。


自分だったら、どんなことにワクワクするだろうかと考えながら読んでみて下さい。

企画コンペ

さて、まずは私が参加した企画コンペがどんなものだったのかについて軽く触れます。


上場企業の子会社で150名程度の社員が在籍する某企業の案件でした。


インフラ系の会社で、3年前までは右肩上がりで業績を伸ばし続けてきた業界の中堅企業。


けれど、コロナによって消費が冷え込み、業績は大きく悪化。このままではまずいので手を打たなければいけないという状況。


そんな中で、社長が命じたのは『会員制度』構築による収益の安定化と売上拡大。


同社の役員会議では様々な意見が飛び交うものの情報を整理出来ておらず、このままでは前進しないので外部の人材に頼ることに。


そこで白羽の矢が当たったのは同社の顧問でシステム系のコンサルタントをしているKさん。


しかし、Kさんもシステムのことは分かっても、会員制度のことはよく分からないので、さらに外部に頼ることに。


という事で、この状況を打開するために協力してくれる外部の人材を企画コンペで選定することになった。


進め方としては、昨日行われた説明会での内容に従って、各々が1週間程度で企画書を提出し、選ばれれば案件に着手するというもの。


期間は3月~5月末までの3ヶ月で報酬は300万円程度なので、100万円/月といったところ。
#報酬としては微妙
#個人に頼むならまともかも


コンペ参加者は私を含めて6名で、説明自体は15分程度で終了しました。


あまりにもざっくりした説明と、K氏が欲しい情報一覧を提示するだけという説明会であったことに違和感しか無かった私。


誰一人として質問しないので、2つだけ質問をしてみることにしました。

冷める瞬間と繰り返さない決意

さて、この案件に私がどんな質問を投げかけたのか。


1つ目は、
会員制度の定義は社内で統一されているのか?』というもの。


そもそも、社長マターで発生した会員制度の構築ですが、これまで同社が取り組んでこなかったものです。


社長からどんな説明があったのかもこちらには説明がないので、その構築を提案しようにも定義が曖昧だとこちらも手が出せません。


というより、この会社の役員クラス全員の中で定義が一致していなければ、提案しても受け止め方がバラバラになります。


という事で、聞いてみたわけですが、その答えは、、


「役員会議では認識は一致していると思います。ただ、顧客管理が出来ればいいと認識してます」


なるほど。
この回答を聞く限り、一致してるかどうかはK氏には分からないということですね。


続いて二つ目の質問は、
『会員制度の構築は絶対条件で、他の手段についての検討はされないということでしょうか?』というもの。


私が、説明会を聞いていて感じたのは、社長に言われたからとりあえずやる。というモチベーションで取り組んでいるのでは無いかということ。


そして、この会社が欲しい結果は『収益の安定化と売上拡大』であって、「会員制度」では無いはずです。


にも関わらず、会員制度の構築を進めるために必要な情報を整理してほしいという内容のコンペには違和感しかありませんでした。


完全に手段が目的化している状態。。


そして、この質問の答えは、
「他の手段の検討も必要かもしれませんが、会員制度の構築は、やると思います


思わず、
『それは何故ですか?』と聞いてしまいました。


すると、
「競合他社がやってるからです」との返答。


最後に、
『その競合他社も業績悪化で苦しんでいるとしてもやりますか?』と聞いてみました。


その答えはもちろん、
「それでもやります。」


はい。
このやり取りで、私の気持ちは一気に冷めました。


こんなものは企画のコンペでも何でもないです。


社長に任された仕事を1人でやりきる自信が無いから、外部の人材を頼って責任転嫁したいだけ。


けれど、結論は決まっているから、仕事をして欲しいのではなく、作業をして欲しいだけ。


こんなもの、提案するだけ無駄です。


提案する気すら失せた私は、それ以降一切口を開かず、終わるのを待って即退出しました。


本当に無駄な時間を使ってしまった。。


私以外の5名が何を考えていたかは分かりません。


税理士やシンクタンクのコンサルタントなど、先生と呼ばれている人ばかりだったので、先方の望むものは誰かしらが提案することになるでしょう。


他にやれる人がいるものに興味はありません。


という事で、今後こういった無駄な時間を過ごさないためにも、案件に参加する前段階で情報収集を怠らないように気をつけます。


そして、それでも参加してしまった場合、違和感を感じたらさっさと抜けるようにします。
#オンラインなら抜けやすい


有限の時間をどう使うかが、人生の色を決める。


しっかり向き合って、自分で決めていこうと思います。

じゃ、またね!

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